私の好きな人・7
長瀬さん…
草薙先輩の好きな人…
図書委員長とは思えないがっしりした体つき…
肌は褐色で体育系の部活や委員をしていそう…
聞いてみると、男女関係なく優しく、近くにいると元気をもらい、癒されるらしい…
「先輩じゃなくても好きになりそうなタイプの人ですねぇ…男女関係なくもてそう……」
昼休みの屋上…フェンスごしの空を眺めながらつぶやく…
隣には、草薙先輩…
「そうだよねぇ…」
と、先輩はため息をつく。「で?仲はどうなの?先輩との…」
「んー?たまに一緒に飯食べるぐらいかな…」
けっこう仲が良いらしい…そんなんじゃいつ付き合ってしまうか分からない…
「ま…大丈夫かな?」
男同士だし…
「え?何が大丈夫なの?」「あ?先輩と長瀬さんの事?」
「ホント!?」
たちまち先輩の顔が明るくなる…
なんで他の人の事でそんな顔するのだろう…
私だけに笑ってほしい…
私の事でそんな顔をしてほしい…
心の中で、そんな事を思いながら私は
「ホントですよ(笑)」
と笑って答えるしかなかった…
草薙先輩の好きな人…
図書委員長とは思えないがっしりした体つき…
肌は褐色で体育系の部活や委員をしていそう…
聞いてみると、男女関係なく優しく、近くにいると元気をもらい、癒されるらしい…
「先輩じゃなくても好きになりそうなタイプの人ですねぇ…男女関係なくもてそう……」
昼休みの屋上…フェンスごしの空を眺めながらつぶやく…
隣には、草薙先輩…
「そうだよねぇ…」
と、先輩はため息をつく。「で?仲はどうなの?先輩との…」
「んー?たまに一緒に飯食べるぐらいかな…」
けっこう仲が良いらしい…そんなんじゃいつ付き合ってしまうか分からない…
「ま…大丈夫かな?」
男同士だし…
「え?何が大丈夫なの?」「あ?先輩と長瀬さんの事?」
「ホント!?」
たちまち先輩の顔が明るくなる…
なんで他の人の事でそんな顔するのだろう…
私だけに笑ってほしい…
私の事でそんな顔をしてほしい…
心の中で、そんな事を思いながら私は
「ホントですよ(笑)」
と笑って答えるしかなかった…
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