ハツコイ〜現在〜
自分が情けない…
ただ泣くことしかできない自分が情けなくて、情けなくて…
ベットに横たわって、夏なのに、まだ、出しっぱなしの掛け布団に顔を沈めているオレは、一時間前に自分がしてしまったことをひたすら後悔することしかできなかった。だけど…『オレは、アイツのことが』…好きなんだ。
アイツが一緒にいるときは、それだけで楽しくて、楽しくて…
オレがどんなことを言っても、見せてくれたあの笑顔は、本当に愛しかった。アイツの優しさに触れる度に、あの小さい背中を抱きしめたかった。アイツのすべてを感じていたかった。
けど、もう叶わない。アイツの支えに、オレはなれない。アイツにとって、今はもう、オレはただの重荷でしかないんだ…
そう思うと、また涙が溢れてくる。いくら布団に顔をうずめたって、自分の情けなさを隠すことが
ない。そんなことを考えている自分が、また、情けなくて、情けなくて…
『いつまでこうしてるんだろう…オレ…』
『一時間前に戻れるんだったら…アイツ以外のすべてをなくしたっていい…』
それは、お互い目の前に立っていたのに、一度も眼が合うことがなかった、始めての時間だった…
ただ泣くことしかできない自分が情けなくて、情けなくて…
ベットに横たわって、夏なのに、まだ、出しっぱなしの掛け布団に顔を沈めているオレは、一時間前に自分がしてしまったことをひたすら後悔することしかできなかった。だけど…『オレは、アイツのことが』…好きなんだ。
アイツが一緒にいるときは、それだけで楽しくて、楽しくて…
オレがどんなことを言っても、見せてくれたあの笑顔は、本当に愛しかった。アイツの優しさに触れる度に、あの小さい背中を抱きしめたかった。アイツのすべてを感じていたかった。
けど、もう叶わない。アイツの支えに、オレはなれない。アイツにとって、今はもう、オレはただの重荷でしかないんだ…
そう思うと、また涙が溢れてくる。いくら布団に顔をうずめたって、自分の情けなさを隠すことが
ない。そんなことを考えている自分が、また、情けなくて、情けなくて…
『いつまでこうしてるんだろう…オレ…』
『一時間前に戻れるんだったら…アイツ以外のすべてをなくしたっていい…』
それは、お互い目の前に立っていたのに、一度も眼が合うことがなかった、始めての時間だった…
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