携帯小説!(PC版)

K ?

[356]  胡麻  2007-08-09投稿
冷たい雪が黒猫の足を更に痛める。

どれだけ歩いているだろう……。何時間という感じだ。いや、何十時間だろうか。

………………あっ………。
『おい、見ろよ!悪魔の使者だぜ。何かくわえてる!!』

石を投げる子ども達。
罵声を発する子ども達。
俺を殴る子ども達。
それを見ているだけの人間ども達。


孤独を望む俺が……
今まではこんな事思わなかったが、
            『やめてくれ!今だけは…大切な親友のタメなんだ!急いでるんだ!大事な用なんだ…せめて……用が終わってから!』

追いかけてくる子ども達。『悪魔の使者が逃げたぞ!!』



誰だ………
誰の事を言ってるんだ……
悪魔の使者!?

俺じゃない。俺は名前があるんだ……
大切な親友からの素敵な名前が。

holy night

子ども達から逃げきった場所。


ここだ!!

感想

感想はありません。

「 胡麻 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス