私の好きな人・9
「先輩?」
語尾にハートをつけて呼び止める。
「なに?」
笑顔で答える先輩の顔…
「その後どうですか?」
「う…あまり…」
あまり変わってないようだ…心の中でガッツポーズをしながら、「頑張ってくださいよ!」と笑顔で手を握った。
「触っちゃった…」
しばらく手を洗いたくない…
どさくさにまぎれて手を握ってしまった…
「えへへ…」
顔がにやけるのが自分でもわかる…
今日は慣れないながらも先輩の為にお弁当を作ってみた…
「草薙先輩喜んでくれるかなぁ?」
お昼休み…先輩の教室を覗くと先輩は窓から外を眺めている。
「草薙先輩…?」
聞こえていなさそう…
「…け…慧先輩!!」
大声で叫ぶ…すると…
「やぁっと、名前で呼んだ?」
「あ゛ー!先輩それ反則ですよー!?」
「ハハ…ところで、どーしたの?」
「あの…あのね…お弁当…」
おずおずとお弁当をさしだす。
「一緒に…食べません?」「…え?」
「あ…その…無理なら…」「いいよ?」
「…え?ホント?」
驚いて顔をあげる…
先輩はいつもの笑顔で私の頭をなでながら
「中身なに?楽しみだなぁ?」
と、お弁当箱を眺めながらつぶやく…
「た…卵焼きとか…」
と、言ってもほとんど母が作って私は少しだけだけど…
「シャケもあるし…」
「シャケ!?」
先輩の顔が輝く…
「好きなんですか?」
「好き?」
「よかった?いっぱい作ったんです」
「よし!食べまくろうか」幸せだなぁ?
そう本気で思った
語尾にハートをつけて呼び止める。
「なに?」
笑顔で答える先輩の顔…
「その後どうですか?」
「う…あまり…」
あまり変わってないようだ…心の中でガッツポーズをしながら、「頑張ってくださいよ!」と笑顔で手を握った。
「触っちゃった…」
しばらく手を洗いたくない…
どさくさにまぎれて手を握ってしまった…
「えへへ…」
顔がにやけるのが自分でもわかる…
今日は慣れないながらも先輩の為にお弁当を作ってみた…
「草薙先輩喜んでくれるかなぁ?」
お昼休み…先輩の教室を覗くと先輩は窓から外を眺めている。
「草薙先輩…?」
聞こえていなさそう…
「…け…慧先輩!!」
大声で叫ぶ…すると…
「やぁっと、名前で呼んだ?」
「あ゛ー!先輩それ反則ですよー!?」
「ハハ…ところで、どーしたの?」
「あの…あのね…お弁当…」
おずおずとお弁当をさしだす。
「一緒に…食べません?」「…え?」
「あ…その…無理なら…」「いいよ?」
「…え?ホント?」
驚いて顔をあげる…
先輩はいつもの笑顔で私の頭をなでながら
「中身なに?楽しみだなぁ?」
と、お弁当箱を眺めながらつぶやく…
「た…卵焼きとか…」
と、言ってもほとんど母が作って私は少しだけだけど…
「シャケもあるし…」
「シャケ!?」
先輩の顔が輝く…
「好きなんですか?」
「好き?」
「よかった?いっぱい作ったんです」
「よし!食べまくろうか」幸せだなぁ?
そう本気で思った
感想
感想はありません。