守るべきもの
とりあえず
お互いの顔と名前が
わかったところで
忍務をすることになり
四人は忍頭のところに
むかった
「白冬ちゃん、さっきこの国の生まれじゃないって言ってたけど、どこで生まれたの?」
華菜が隣によってきた
「…北の方です」
としかし、白冬は多くは
語らない
「北の方だと、やっぱり寒いところ?」
華菜は興味津々で
きいてくる
「まぁ…寒かったですけど…」
「どんなところだったの?」いい加減白冬は
うるさくなってきた
「一年中雪があるようなところです」
「そうなんだ〜。それじゃあすごく寒いでしょう。大きい村だったの?」
「…そうでもないです」
白冬は進む速度を上げた
「この国と違うところとかあるの?やっぱり」
なかなかしつこい
「気温くらいじゃないですか」
本当はウソ
違うところは沢山ある
しかしそれをすべて
話す筋合いはない
白冬はさらに
速度を上げた
さすがに華菜は
諦めたらしい
そこで質問は終わった
コンコンッ
「失礼しまぁ〜す」
忍頭の部屋へ入る
ユウキがなんとも気の抜ける入りかたをした
「あぁ、お前達か」
忍頭が少し
安心したようだった
「どうだ?新しい班は?全員いるようで安心したよ」
白冬を見ながら
忍頭は言った
「なかなか面白そうっすよ〜。男ばっかりかと思ってたから、かなりいいし。」
「ちょっと、ユウキ!失礼よ!忍頭なのよ?」
ユウキの言葉遣いを
あわてて華菜が注意する
しかし当の本人は
反省の色なし
「久しぶりっすね。しばらく会ってなかったから、生きてるか心配だったんすよ〜」
「ちょっとユウキ!!!」
華菜がもう一度
注意しようとすると
「大丈夫だって。そんなかしこまらないでも。俺こいつと従兄弟だから。」
「えっ!?」
華菜だけでなく
響も驚いている
「そうなんだ、華菜。俺とこいつは従兄弟。昔からよく遊んでやってたんだ」
「遊んでやってたはないでしょ〜」
ユウキがまた絡む
「同じ親族なのにこの違いはなんなの…」
華菜はハァッと
ため息をついた
(「お前達の班の最初の忍務だからな。簡単なのにしといてやるよ」)
四人は忍務の用意をした
そしていよいよ
忍務がはじまった
お互いの顔と名前が
わかったところで
忍務をすることになり
四人は忍頭のところに
むかった
「白冬ちゃん、さっきこの国の生まれじゃないって言ってたけど、どこで生まれたの?」
華菜が隣によってきた
「…北の方です」
としかし、白冬は多くは
語らない
「北の方だと、やっぱり寒いところ?」
華菜は興味津々で
きいてくる
「まぁ…寒かったですけど…」
「どんなところだったの?」いい加減白冬は
うるさくなってきた
「一年中雪があるようなところです」
「そうなんだ〜。それじゃあすごく寒いでしょう。大きい村だったの?」
「…そうでもないです」
白冬は進む速度を上げた
「この国と違うところとかあるの?やっぱり」
なかなかしつこい
「気温くらいじゃないですか」
本当はウソ
違うところは沢山ある
しかしそれをすべて
話す筋合いはない
白冬はさらに
速度を上げた
さすがに華菜は
諦めたらしい
そこで質問は終わった
コンコンッ
「失礼しまぁ〜す」
忍頭の部屋へ入る
ユウキがなんとも気の抜ける入りかたをした
「あぁ、お前達か」
忍頭が少し
安心したようだった
「どうだ?新しい班は?全員いるようで安心したよ」
白冬を見ながら
忍頭は言った
「なかなか面白そうっすよ〜。男ばっかりかと思ってたから、かなりいいし。」
「ちょっと、ユウキ!失礼よ!忍頭なのよ?」
ユウキの言葉遣いを
あわてて華菜が注意する
しかし当の本人は
反省の色なし
「久しぶりっすね。しばらく会ってなかったから、生きてるか心配だったんすよ〜」
「ちょっとユウキ!!!」
華菜がもう一度
注意しようとすると
「大丈夫だって。そんなかしこまらないでも。俺こいつと従兄弟だから。」
「えっ!?」
華菜だけでなく
響も驚いている
「そうなんだ、華菜。俺とこいつは従兄弟。昔からよく遊んでやってたんだ」
「遊んでやってたはないでしょ〜」
ユウキがまた絡む
「同じ親族なのにこの違いはなんなの…」
華菜はハァッと
ため息をついた
(「お前達の班の最初の忍務だからな。簡単なのにしといてやるよ」)
四人は忍務の用意をした
そしていよいよ
忍務がはじまった
感想
- 7548: ビミョー [2011-01-16]
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