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背中で語る卒業式?

[280]  缶詰  2007-08-11投稿
今週の日曜日にクラス会・・・
突然の綾の提案に教室がうるさくなった。

「良い提案でしょ?これなら彼とも知り合えそうだし〜」

綾の魂胆はよめていた・・・。

すると、ほとんどの男子が綾のところに集まってきた。 ほとんどがキャンセルの話である。

綾が困っている・・・ 私は関わりたくなかったので、廊下に出た。

「あの・・・日曜日のやつ、パスしたいんだけど」
大だった。

私は綾の悲しむ顔が脳裏によぎった ここは綾を優先するべきだと感じた。
「あのさ、男子が全然来なくなっちゃうんだよね・・・。だから、なんの予定がなければ来てほしいなって思ったり・・・・・・ダメ?」

大はしばらく黙り込んだ。
「俺、行ってもつまんなくなるだけだよ。」
私は負けちゃいけないと思った。
「つまんないか楽しいかなんて君が決めることじゃないよ!!もしつまんなかったら、私が楽しくするから!!」

私は必死だった。綾の悲しむ顔を見るのが嫌だったからだ。

大は少しびっくりした顔をしていた きっと変な人だと思ったに違いない。
「わかった・・・とりあえず、行くよ」

私は肩をなでおろした 結局、集まったのは私と綾と大と他の男女数人だった。









待ち合わせは学校の校門だった。
私と綾は先に待っていることにした 私達以外はほとんど初めて話す者ばかりだから、気まずいだろうという綾の考えからである。



予想通り、集まってからはしばらく沈黙が続いていた 綾と大を除いての話だが。

綾は最初から大に標準を絞っていて、他の男子には目もくれなかった。

一方、大の方はというと・・・少し迷惑そうな顔をしていた。

「あの二人付き合ってんの??」
そんな声も聞こえてきた。


私は二人の邪魔をなるべくしない距離を保ちながら、二人の会話を聞いた。

ベタなクラス会は、ボーリングから始まった。
人数的には全員で出来ないらしく、4人一組の3グループに別れることになった。

クジは綾の味方をしなかった・・・
運の悪いことに私が大と同じグループになってしまった・・・
「優ずるいよ〜。私もそっち行きたい!!」
さすがに企画者とはいえ、そんなわがままが通じるわけもなく、綾はしぶしぶ従った。
大は私の隣に座った。「楽しい・・・?」
私はおそるおそる聞いた。
「さっきまではつまんなかった、でも今は普通。」
私はこの言葉に気持ちが揺れた

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