この愛の結末２
｢きゃあ♪ありがとうございますぅ｣
彼からそれを頂く。
“あたみ”ってプリントされたクッキーだ。
｢おみやげですか！？｣
｢うん、お盆休みの間に行って来たんだ｣
(もしや彼女と！？)
気になってる事は聞けず、代わりにどうでもいい事口走ってしまう。
｢私、熱海って行った事ないんですよね〜。どうでした？｣
(あぁ、バカ…)
｢良い所だったよ｣
｢いーなぁ｣
｢良かったら、今度一緒する？｣
｢え！？｣
(な、何この展開？超良くない！？)
｢あ、でも…松本さんは彼氏いるんだっけ｣
彼の遠慮がちな笑顔に、
｢いません！！！｣
思わず叫んでしまって、周りが振り向く。
(やっべ…！)
課長が睨んでるよ〜！
クス…。
三浦さんが笑ってる。
(恥ずかし〜！！)
私が顔を赤らめていると、
｢元気があって良いね｣
って、微笑んでくれた。
きゅ〜ん！！
松本 奈緒、もうあなたにイチコロです。
三浦さんの仕事する姿を目で追ってドキドキする。
ダメだ私、こんな切り替え早い女だったの！？
でも、凄く素敵な人なんだもん…。
仕方ないよね。
貰ったクッキー、もったいなくて食べらんないよ〜。
彼からそれを頂く。
“あたみ”ってプリントされたクッキーだ。
｢おみやげですか！？｣
｢うん、お盆休みの間に行って来たんだ｣
(もしや彼女と！？)
気になってる事は聞けず、代わりにどうでもいい事口走ってしまう。
｢私、熱海って行った事ないんですよね〜。どうでした？｣
(あぁ、バカ…)
｢良い所だったよ｣
｢いーなぁ｣
｢良かったら、今度一緒する？｣
｢え！？｣
(な、何この展開？超良くない！？)
｢あ、でも…松本さんは彼氏いるんだっけ｣
彼の遠慮がちな笑顔に、
｢いません！！！｣
思わず叫んでしまって、周りが振り向く。
(やっべ…！)
課長が睨んでるよ〜！
クス…。
三浦さんが笑ってる。
(恥ずかし〜！！)
私が顔を赤らめていると、
｢元気があって良いね｣
って、微笑んでくれた。
きゅ〜ん！！
松本 奈緒、もうあなたにイチコロです。
三浦さんの仕事する姿を目で追ってドキドキする。
ダメだ私、こんな切り替え早い女だったの！？
でも、凄く素敵な人なんだもん…。
仕方ないよね。
貰ったクッキー、もったいなくて食べらんないよ〜。
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