携帯小説!(PC版)

私はね。 ?

[290]  胡麻  2007-08-13投稿
『ねぇ、ちょっと疲れてない?』

姉貴に言ってみる。

『えっ!?全然大丈夫だしッッ!!』

少し慌てる姉貴。


私はもう頭には大樹のタメに働いているとしか見えなかった。



次の日。


アイツがいるか分からないが、屋上へ行ってみる。

『……いない。』

こうなったら来るまで待っていよう。


二時間位待っていると、


『あっ、未来ちゃん。また会ったね。』


走ってアイツの服を掴む。

『ねぇッッ!!姉貴から金パクってるでしょ!?姉貴にバイト2つもさせて!!』


驚く永嶋大樹。


『えっ!?焼き肉屋じゃないの?てか、パクってないし』

『じゃあ、なんで姉貴はいきなりバイトを2つも仕出したんですか?おかしいでしょ!?』


『だから俺は何もしてないって!!勘違い激しいよ!?』
私の手を引き離し、屋上から出ていった。


教室に戻ってくる私に友達が言ってきた。


『聞いた!?また永嶋大樹別の女と外にいたらしいよ』
……?

『それって私の姉貴じゃない?』

『…………でも、』

友達が言うには、大樹といた女は長い巻き髪に色白で背が高かったらしい。

私の姉貴は髪はショートで色白だが、背はどちらかと言うと低い方だ。


…………やっぱり変だ。

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