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禁忌?

[686]  ミルク  2007-08-15投稿
「香矢子、今すぐ美優をここに連れてきなさい」
「はい。和明様…」
数分して香矢子は、美優を連れてやって来た。
「和明様、美優様を連れて参りました」
「お父様、何か御用でしょうか…」
「ふむ。近頃お前の様子が変だと聞いての…なにかあったか??」
「……な、なにもありません。御心配おかけして申し訳ありません…」
「この父に隠し事か?一体何年親子をしてると思うておるのだ。お前の嘘ぐらい見抜けるわ」
「本当になにもありません…」
「……そうか…ならもうよい下がれ」
「…はい父上」
美優は、立ち上がり部屋から出ていった。
「香矢子」
「…なんでしょう」
「美優にきずかれないように見張りをしろ!兵を使ってもかまわん。なにかあったら知らせろ。わかったか?」
「承知いたしました。」
香矢子も部屋から出ていった。
その日から兵と香矢子は、美優を見張っていた。
ある日、いつものように香矢子は、美優を見張っていた、そしてそこへ幸平が来た。香矢子は、きずかれないように隠れ診察の様子を見ていた。そして、診察が終わったかと思うといきなり二人は、唇をつけてキスをした。香矢子は、息を呑んだ。そして二人は、香矢子がいるともしらずにキスをして、幸平は、美優の腰に手をまわした。そして、香矢子は、きずかれないようにその場を後にして急いで、和明のところに向かった。
    ***
「あっ。先生そんな深いキス…も…」
「美優姫………」
幸平は、美優の腰に手をまわした。そして美優を引き寄せて、自分の膝に乗せた。
「先………生………」
「違うだろ………」
「……幸……………平」
「そうだ…」
そしてまた深く長いキスをした。その時!
「美優!」
「!お、お父様……」

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