この愛の結末4
何で男って浮気すんの?
『私じゃ満足出来ないから?』
梓に聞いた事があった。
『違う…』
それ以上何も答えてくれなくて、疑問だけが残った。
「松本さん!」
「へ…!?」
不意を突かれて振り返ると三浦さんが書類を手にして立っていた。
「どうしたの?ボーッとして」
「あ、や…ちょっと寝不足かな〜…なんてっ」
気付いたらコピー機の前でつっ立ってたらしい。
「三浦さんも、コピーですか?」
「うん。それ、貸して?」
そう言うと私の書類も一緒にコピーしてくれた。
「すみません…」
受け取って三浦さんを見上げる。
「悩み事?寝不足だなんて」
「へへ…」
笑って誤魔化す私。
「課長、人使い荒いからね。特に松本さんは目を付けられてる感じだし…」
へ?
「僕で良ければ相談に乗るし、いつでも言いにおいで」
何か違うけど、ま、いっか(笑)
「はい…。ありがとうございます」
「じゃ、頑張って」
ほほ笑みながら肩をポンッ。
(わぁお…スキンシップ?)これが課長だったら最悪だけど、三浦さんだから意識しちゃう…。
って!
ダメダメ、行ってしまう!
「三浦さん!」
彼が振り向く。
「今夜、付き合っていただけますか!?」
『私じゃ満足出来ないから?』
梓に聞いた事があった。
『違う…』
それ以上何も答えてくれなくて、疑問だけが残った。
「松本さん!」
「へ…!?」
不意を突かれて振り返ると三浦さんが書類を手にして立っていた。
「どうしたの?ボーッとして」
「あ、や…ちょっと寝不足かな〜…なんてっ」
気付いたらコピー機の前でつっ立ってたらしい。
「三浦さんも、コピーですか?」
「うん。それ、貸して?」
そう言うと私の書類も一緒にコピーしてくれた。
「すみません…」
受け取って三浦さんを見上げる。
「悩み事?寝不足だなんて」
「へへ…」
笑って誤魔化す私。
「課長、人使い荒いからね。特に松本さんは目を付けられてる感じだし…」
へ?
「僕で良ければ相談に乗るし、いつでも言いにおいで」
何か違うけど、ま、いっか(笑)
「はい…。ありがとうございます」
「じゃ、頑張って」
ほほ笑みながら肩をポンッ。
(わぁお…スキンシップ?)これが課長だったら最悪だけど、三浦さんだから意識しちゃう…。
って!
ダメダメ、行ってしまう!
「三浦さん!」
彼が振り向く。
「今夜、付き合っていただけますか!?」
感想
感想はありません。