携帯小説!(PC版)

トップページ >> 日記 >> 吹奏楽魂? 〜過去の出来事

吹奏楽魂? 〜過去の出来事

[287]  胡麻  2007-08-17投稿
コンクール当日、朝早くに練習が開始された。幸い、コンクールは午後からだ。合奏を終え、皆の会話はいたって普通。
バスへ乗り込む。皆は自分の楽譜をしっかり持って。
私はバスの中で過去を振り返る事にしよう。

一年生が入部してきて、最初は順調だった。が、新しい後輩が出来たせいか、二年生の態度が悪くなる。

その時からだ。私達、三年と二年の仲が悪くなったのは。

ミーティングを開く。勿論、曲の事ではない。私達への態度の悪さでのくそつまらないミーティングだ。

思い切り叱ってやった。後輩が嫌いなんじゃない。
このままじゃいけないと思っただけ。

このミーティングが終わった数日後、次は一年の事でまた問題になった。
練習しない、一年同士の仲間割れが激しいだとか。
あと、楽器を大切にしない。これは問題だと思った。
楽器は自分そのものなんだから。周りの人はこの考え方はクサイと思うだろうけど、楽器は凄いと思った瞬間はある。
自分が調子悪い時は、楽器も調子が悪くなる。
楽器=私。そう考えてる。
話がズレたが、一年のミーティングを開く時には、コンクールの三週間前。
泣きながら怒る三年もいた。焦っていたから。

個人的に呼び出したりした。こんな事が後輩にとっては嫌だって事くらいわかっていた。
だけどこうするしかなかった。

簡単に言えば、決して大変じゃなかったとは言えない日々だった。
何人か辞めた後輩もいた。
残った十人の一年生。
少し少ない五人の二年生。あとは七人の三年生。
一人、他の部活から一人。
計、二十三人+先生

これまでの苦しみ、練習の厳しさに耐えた日々、
絶対無駄になんてするなよ。自分の全てを出せ!!

コンクールへ望む。

感想

感想はありません。

「 胡麻 」の携帯小説

日記の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス