Care 〜まもりたい・まもられたい〜
アタシの人生
どこから間違ったんだろう??
アタシが産まれて来たこと自体
もう間違いだったのかな・・・
「おは〜」
「お前おせ〜し」
「つ〜か、昨日のアレみた?」
いつものように
アタシの回りには
男友達で溢れてた
女が嫌いなわけじゃない
でも なぜなんだろう?
中学に入ると同時に
アタシの回りは
男友達ばかりが固まった。
「なぁ〜帰りマック寄ってかね?」
智が皆に声をかける。
「オッケー♪をじゃ〜現地集合で」
こっそりバイク登校してる奴もいたし
彼女いる奴もいたから
場所を決めては
現地集合が多かった
「ほら、行くぞ!」
智は当たり前のように
アタシを連れて歩く。
でも・・
「ねぇ、愛子は?愛子はいいの?」
そう。智には彼女がいた。アタシの親友の愛子。
「ん?知らね」
そうやって智はいつも自由だった。
こっちはそういうわけには行かないよ・・・
そう思って
「アタシ、愛子探してくる!先に行ってて!」
愛子を探しに行こうとした瞬間・・
ガシッと腕を強く引く智
「いいって言ってんだろ?今日はお前と遊ぶの。だから愛子はいい。」
そう言ってアタシの手を強く握り歩き出した
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