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名もない恋

[208]  2007-08-20投稿
一瞬、一瞬が僕を包み込む、その時、僕はそんな感覚を感じていた。
・・・・・・・・・・・僕は今、高校一年生だ。 中学の時に部活でバドミントンをやっていて、高校でもバドミントンをやっている。高校に入った当初は部活に入る気など微塵もなかったが、高校のバドミントン部には経験者が誰もいないと聞いたので、優越感に浸るために入部した。しかし、現実は甘くなかった。部活に入り、部員達にもてはやされ期待されながら 大会に出場したものの、 中学時代の部員に負け、 さらに部活内の女子との交流戦では完敗という醜態まで曝してしまった。はっきり言って部活には飽きている。
明日も大会だが、あまりやる気がない。
かといって勉強する気も
ないので、友達の家に遊びに行ってきた。
案の定、友達は今流行りのYouTubeを見ており、俺は友達が見ている恐怖動画などをぼんやり見ていた。しばらくして、友達がYouTubeに飽きて、勝手にパソコンをいじっていいと言うので、いろいろと検索して遊んでいた。 それから少しして、僕は 「恐怖の館」というサイトを見つけた。そのサイトは恐怖系の動画や画像を集めてあるサイトで、なかなかドッキリさせられる内容のものばかりであった。しかし、その中に「最も恐ろしい画像」 というようなタイトルの画像があった。なんのこっちゃと思い、開くと、 説明が書いてあり内容は 「この絵の女性は金持ちの嫁で、夫の不倫に堪えられず自殺した方の肖像画です。妻の死を嘆いた夫は私財をなげうち妻の肖像画を描かせ、そして妻の後を追った。」
と書いてありました。
最後には「この画像を保存すると死にます。」
とも書いてありました。 よくあるパターンだなと思いながら、画像を見ると僕は、ハっと息を飲みました。なぜなら、今まで見たことがないくらい美しい女性が描かれていたからです。その絵は人を引き付ける何かがありました。僕には、なぜこの絵が「最も恐ろしい画像」なのかわかりませんでした。また僕の胸が高鳴るのを感じました。
そう・・・・僕は一枚の画像に恋してしまいました。
・・・・・・
明日に続く

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