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デスティニー

[373]  魔犬オルトロス  2007-08-21投稿
遠く離れた銀河…恒星クルシア系の中にある惑星オルグ…この星には2つの衛星がある一つは燃えるような紅い大きな月ベル…もう一つは白く美しい小さな月ソルト…その美しさから天女の星などとも呼ばれている。そんな衛星を持つ惑星オルグの北半球には、氷河地域がある。その氷河地域の中に小さな村スノウ村がある。その村の屋根は皆傾斜が激しく、黒い色をしている。熱を蓄える為と雪を落とす造りである。村の中央にある大きな家から一人の少年が出てきた。少年は、滑らかな髪で白髪…着ている服は黒い毛皮のコート…白いフワフワとした寒さに強く丈夫な氷狼のズボン…腰の右脇には1本の短剣…背中には大剣が収まっている。どうやら何か狩りに行くようだ。少年の肌の色は地球の日本人とあまり変わりはない…ただ違うのは生まれた星…フロスタ語というこの星のこの地域の言葉しか話せないといったところだけであろう。それ以外は地球人と何一つ変わらない。ただこの惑星には、人を襲い数を増やしていく輩…魔獣が住んでいる。今回の彼の目的はその魔獣…家畜の被害を減らすためフェンリルを倒すことだ。少年が道を歩いていると家の影からなんとも美しい少女が現れた。少女は、肩ぐらいまでの黒髪で瞳の色も黒い。ただ彼女の服装は雪があるというのに半袖ミニスカート姿である。肌の色が白いところから彼女が先住民の氷人族であることがわかった。氷人族は、寒さに強く体温が他の人と違い18度近く違う。
「やっほ〜ゼルク狩りに行くんでしょ?」彼女は手を後ろにし、胸の谷間が見えるようにしながら近寄ってくる。
「うん…父さんに頼まれて家畜の被害を少なくするためにフェンリルを倒しに山まで。」
少年…ゼルクは少女にそう言った。すると少女はにこっ笑うと「お願い、ゼルク私も狩りに連れていってくれないかな〜。」とウィンクをして言ってきた。ゼルクは首を振り
「だめだよ。シャル君は連れて行けない。君は女の子だし怪我をさせる訳にはいきません。」と言った。すると少女…シャルは「え〜どうしてもだめ?」と聞いてくる。うざったく思ったゼルクは、「シャロ・マリオン・ルネリス」と呟いた。するとシャルは泣きわめき、「長い名前嫌い」と言っているがゼルクはその間に行こうと彼女の横を通った。するとシャルはゼルクの足を掴み離さない

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