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only≡スタイル?

[204]  2007-08-22投稿
そして僕は救急車に乗せられていく女の子を見て衝撃がはしった。
立つ気力さえなくなりがっくり膝を地面につき、泣き虫だった僕が昔もう泣かないと決めたのにこの時はもうそんなことでさえ忘れ泣いていた。
そして周りの人の誰もがこれに気付きこんな日に…可哀相に…と思っていただろう。
その事にいらついた僕は周りを威嚇するように見渡しそしてスッと立ち上がりこの場を去ろうとした。
こんな日訪れなきゃ…
そして僕は今までニュースで報道されていることを他人事と思っていた…
その事に対してもつらかった…
その後僕は正気を取り戻すのに半年かかり、彼女の親に説明して墓参りするのにも一年かかった。
そして今は墓の前に…あの頃のことを鮮明な映像を見るかのごとく思い出した。

「忘れない」と墓石の後ろにそう彫り、
「俺だけの人生を見てて」と呟き、手を合わせた。

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