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パーティーLife

[336]  徳田 Zen  2007-08-22投稿
「おめでとう!」


と、言いながら真紀の家に隠れていた友達たちが出てきた。


「さっち・しーちゃん・福城!どうしたの?」

「はい、これ。みんなから!」


目録と書かれている封筒を、さっちから受け取る。


封筒って、現金?
リアクションとりずらいよ。


中に便箋が入っいて、母の字で
2週間の外泊許可します。
ちなみに今日から、お母さんたちは北海道のお父さんの実家に帰ります。


「どういうこと!!」

あたしは思わず叫んでしまった。


「半年前から、わたしたちでお願いしてたの。奏とみんなで旅行に行きたいって。」



「でもなかなか、首縦に振ってくれなくて。昨日、やっと許してもらったんだよ。」


流行の計画を立ててくれたみたいだけど、あたしの両親が出した条件が厳しくて断念。

結局、真紀の家で友達とお泊りすることに。
それを監督する大人が3人以上いることが条件で許可が下りたみたい。


「みんな、ありがとう。」


「ゆかりさんがまだ買い物から帰って来ませんが、みなさんだいたい台本通りでした。ご協力ありがとうございました。
乾杯!!」


しーちゃんの言葉で、あたしのバースデーパーティーが始まった。



台本・・・・・・って、何よ!!!



「悟さん、本当はあんなキャラじゃあないから。」

真紀があたしの耳元で、囁いた。


「ねぇ、真紀。台本、見せてもらえる?」

「いいよ。」

そういうと、真紀があたしに台本を手渡してくれた。

その台本には、キスをする指示と結衣という女性の名前は書いてなかった。


あたしは、山田の姿を目で探した。

山田は、ミカさんと楽しそうに話していた。


「奏、山田さんのこと気になるの?
さっきから、ずっと見てるよ。」

「違うよ。
ミカさんって、綺麗だなって思って。」

さっちの言葉にドキっとした。



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