闇屋敷殺人事件 第一章3
「ま、まあ、顔だけ見ようかなって思ってさ」
「なんだ、そんなことか。何か面白い話でもあるのかと思ったのにな。この闇屋敷の話とか・・・」
「えっ?」
大助はその後、一言もしゃべらなかった。無論、幸助もだ。
沈黙の中、先に言葉を発したのは、幸助だった。「じゃあ、行くから」それだけ言って、部屋をでた。
廊下に出ると、賑やかな声が聞こえてきた。舞と遙が早くも意気投合していたのだ。しかし、話している内容は、結婚のことではなさそうだった。
「遙、飯は?」
「まだだけど」
「とっとと作っちゃって。腹減った」
「はいはい」
遙は舞にごめんね、と言うと、台所へ消えていった。
「いい人じゃん。あんな妹がいるなんて、うらやましい」
「いや、そんなんでもないよ。キレるとかなりやばいから」
「ふーん、そんな人には見えないけど」
確かに、かわいいといえば、かわいい。だが、好きになることはできなかった。兄妹だからだろうか。
「なんだ、そんなことか。何か面白い話でもあるのかと思ったのにな。この闇屋敷の話とか・・・」
「えっ?」
大助はその後、一言もしゃべらなかった。無論、幸助もだ。
沈黙の中、先に言葉を発したのは、幸助だった。「じゃあ、行くから」それだけ言って、部屋をでた。
廊下に出ると、賑やかな声が聞こえてきた。舞と遙が早くも意気投合していたのだ。しかし、話している内容は、結婚のことではなさそうだった。
「遙、飯は?」
「まだだけど」
「とっとと作っちゃって。腹減った」
「はいはい」
遙は舞にごめんね、と言うと、台所へ消えていった。
「いい人じゃん。あんな妹がいるなんて、うらやましい」
「いや、そんなんでもないよ。キレるとかなりやばいから」
「ふーん、そんな人には見えないけど」
確かに、かわいいといえば、かわいい。だが、好きになることはできなかった。兄妹だからだろうか。
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