日差し照りつける暑い夏
『夏』と言われて何を思い浮べるだろう？
海？祭り？かき氷？
いやいや、水着？浴衣？怪談？花火？
残念ながらこの話の主役は今あげた中には登場していない
この話の主役は夏の暑さの中短い命で懸命に鳴く
『蝉』
彼らの輝く時間は短い
なぜこんなにも短いのか
それについて私が描いた夢物語がこのハカナクモカガヤクである
「なっなんだって！！」でお馴染みM○R的な事かもしれないが
えっ、知らない？
まぁいいか

蝉はの命はなぜ短いのか
これは夏の風物詩である幽霊と関係があるのではと考える
蝉が鳴く夏には多くの怪談が語られる
日本では夏の行事として幽霊を墓から家へ招く行事がないだろうか？
お盆である
古来よりお盆には先祖の霊魂がこの世に降りるとされている　
この時期に地上に出て僅かな期間生きる蝉
まさに蝉とは夏にこの世に帰ってきた霊魂達ではないかと
僅かな期間私達を木の上から見守り、届かぬと解っていてもコトバを投げ掛け続ける
僅かな期間で蝉が消えていくのはそんな背景があるのではないだろうか…

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