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ココロザシ成長チュウ?HR

[154]  まっちゃみるく  2007-08-22投稿




アニメのヒーローやサンタクロース…
そんな奴らは夢の中にしかいない。

その事に本当は気付いていたんだろう。

ただ気付きたくなかっただけで、

だって…そうだろ?
ガキの頃の俺はたとえソレが夢であろうと、なかろうと”奴ら”に夢中だったのだから!


…なーんてね、

そんな幻想や空想からいい加減、目を覚まし。まぁ…

ともあれ今年で俺はいっぱしの高校生になった。

新しい高校生活に期待感のようなものがないのではないけれど、

俺の入った高校は同じ中学から来ている奴も多く、
よくも悪くも始めの一ヶ月は安定した滑り出し………

だったのだが…


五月中旬、”あいつ”はクラスに突然転校してきた。

『初めまして、桜井春奈といいます』

そう教室の前で挨拶をした転校生の女生徒は、何人かの男子達を射抜いたにちがいない…
なぜなら転校生は美少女だったのだ。

ココは秋葉原ではなく、”萌え〜”などと言う小洒落たセリフを吐くやつはいない、と同時に可愛い転校生がクラスの一員になり歓迎ムードでその場は流れようとしたハズだった…が。

次の瞬間、転校生の言葉で空気が止まったのを俺は覚えている。


『あと、このクラスに”変人”とかいたら私と友達になって!あっ、普通の人はつまんないから話し掛けないで!以上。』






変人?なんだそりゃあ?

疑問、驚愕…衝撃の自己紹介から一週間が経った。
登校、朝日が眩しい教室に入るなり当然、声を掛けられた。

『あなた、瀬川隼人よね?』

俺のフルネーム…誰だ?
と振り返る。
『え…と…桜井?』


その人物はあの転校生だった。

可愛らしい満面の笑みで話しかけてきたのだ。


『話があるんだけど…ちょっといい?』

『へ?あ、…うん』

当然の不意打ちを喰らった俺は”この会話”がきっかけで桜井春奈と関わってしまった事。それが後々、後悔になるとは…その時の俺は思いもよらなかったのである。




1時間目に続く→

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