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LOVE SONG ?

[182]  なぉ  2007-08-23投稿
その日からどのライブでもまた来ないかと待つようになったんだ。

「直輝ー、お前誰待ってんのー?」
実がいつものマイペースさで聞く。
「別にー誰でもねーょ。」

その日は渋谷だった。
下北沢でやるときは待っても待っても来ないから、前のときと同じ渋谷なら来るんじゃって…期待したんだけどな。


「直輝ぃ、元気なくないかぁ?」
「実ぅ、うっせ!笑」

「なーに騒いでんだよっ!?」

「ちょっ達哉テンションたけーから!」

「達哉ぁ、直輝機嫌わりぃー。」

「おーよちよち。女に振られたからって、実いぢめんなバーカ!!」

「ちげぇ!」

「うぁー!すごっ!ねー、達哉直輝みて!!女子高生っ!」
「うっわ、わけー。制服だょっ!いーなー、女子高生カワイイ。」
「達哉も実もオヤジかょー笑
女子高生なん…」

ひっこめた顔をまただしてびっくりした。

あの娘だ。


「直輝ー?どした??」

「もしや、元カノとか?」

「ちげーょ…。」

その日のライブは今までで一番頑張った。

ライブ終了後俺はそっこう彼女に走った。

「この前の浴衣の子だよね!?」

「あ、はい。」
「名前教えて!」

「あ、理緒です。」

「あのっ、話たいんだけど時間ある??」
「私住んでるとこ遠いから帰らないと電車が…。」

「俺、送るょ。」

手をとってライブハウス抜け出した。

すげぇ好きだって思えた。

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