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交換しよう!そうしよう!

[348]  葉っぱ  2007-08-24投稿
それにしても朝日は一言喋らない。

寝てるのか?っと思い前をむいたら前にいるやつは同じクラスの郷田(ごうだ)だった。

あり?席替えしたっけ?

「聞いてますか?柊さん?」

またしても返事はなかった。

しかも何故かはわからんが俺の方を向いている。

これじゃあまるで。俺が朝日みたいじゃないか。

そう思った瞬間に心臓がドクンっ!となった。

それと同時に後ろのやつからコンっ!と椅子を蹴られた。

……しまった!

「柊さん!?聞いているのですか!?」

「は、はい!なんですか…?」

すると先生はまるで宇宙人を見るかのような目で、

「あなたの名前は柊 朝日でしょう?……なぜ児玉くんの名前がかいてあるのかしら…?」

……しまった!

クラス中がざわめいた。

俺はどう言い訳をしようかと悩んだ。

うーん………よし!これしかねぇ!

「答えなさい!柊さん!」

「すみません先生!俺……じゃなくてワタシ実は児玉くんと付き合ってるんです。
……それで彼を思いすぎて気がつかぬうちにこんなことに……」

クラスは大騒ぎ。

……不幸中の幸なのが、すぐに終業のチャイムが鳴ったことだった。

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