片想い・19(誤解)
千花は親友で。
大西君は私の好きな人。
どうして・・・何で・・・
「うち・・・泣いてばっかだ」
出てほしくない涙。
でも、たくさんたくさん溢れてくる。
家に帰って、ただいまも言わず部屋にこもった。
突然、携帯が鳴った。
「!!・・・大西君・・・」
何で電話なんかしてくんの。もぉほっといてほしい。
そぅ思ったけど、心のどこかでは嬉しかった。
「・・・もしもし。」
「優衣ちゃんっ。・・・あれ?元気なくない?」
「・・・そんなこと・・・っ。」
「どした!?泣いてんの!?」
これ以上無理だ。
何も言わず、電話を切った。
優しい大西君の声きいたら、余計悲しくなってしまう・・・
布団の中でうずくまっていると、窓の外から私の名前を呼ぶ声がした。
・・・大西君・・・。
何も出来ずにいると、母親が大西君を招き入れた。
「優衣ちゃん。入っていい?」
「・・・今うち酷い顔やから無理」
「やっぱ泣いてたんか・・・俺のせいなん?」
・・・・・・・・
「・・・優衣ちゃんの友達に呼び出されてさ、スゲー怒られた」
・・・え?
「セフレでもいいとか、そんな辛い言葉言わせんなって・・・俺もスゲー後悔したゎ」
「どうゆうこと?」
起き上がってドアを開けると、私の顔を手のひらで拭いてくれた。
「昨日・・・うち、見ちゃったんやんか。大西君が千花に告ってる所」
「え!?俺告ってないで!?」
「嘘つかんとって!!千花も「うちも」って・・・二人両思いなんやろ」
「泣かんとって。お願いやから・・・それホンマ誤解やねん」
続く
大西君は私の好きな人。
どうして・・・何で・・・
「うち・・・泣いてばっかだ」
出てほしくない涙。
でも、たくさんたくさん溢れてくる。
家に帰って、ただいまも言わず部屋にこもった。
突然、携帯が鳴った。
「!!・・・大西君・・・」
何で電話なんかしてくんの。もぉほっといてほしい。
そぅ思ったけど、心のどこかでは嬉しかった。
「・・・もしもし。」
「優衣ちゃんっ。・・・あれ?元気なくない?」
「・・・そんなこと・・・っ。」
「どした!?泣いてんの!?」
これ以上無理だ。
何も言わず、電話を切った。
優しい大西君の声きいたら、余計悲しくなってしまう・・・
布団の中でうずくまっていると、窓の外から私の名前を呼ぶ声がした。
・・・大西君・・・。
何も出来ずにいると、母親が大西君を招き入れた。
「優衣ちゃん。入っていい?」
「・・・今うち酷い顔やから無理」
「やっぱ泣いてたんか・・・俺のせいなん?」
・・・・・・・・
「・・・優衣ちゃんの友達に呼び出されてさ、スゲー怒られた」
・・・え?
「セフレでもいいとか、そんな辛い言葉言わせんなって・・・俺もスゲー後悔したゎ」
「どうゆうこと?」
起き上がってドアを開けると、私の顔を手のひらで拭いてくれた。
「昨日・・・うち、見ちゃったんやんか。大西君が千花に告ってる所」
「え!?俺告ってないで!?」
「嘘つかんとって!!千花も「うちも」って・・・二人両思いなんやろ」
「泣かんとって。お願いやから・・・それホンマ誤解やねん」
続く
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