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片想い・19(誤解)

[205]  結姫  2007-08-24投稿
千花は親友で。


大西君は私の好きな人。


どうして・・・何で・・・



「うち・・・泣いてばっかだ」


出てほしくない涙。

でも、たくさんたくさん溢れてくる。



家に帰って、ただいまも言わず部屋にこもった。



突然、携帯が鳴った。


「!!・・・大西君・・・」


何で電話なんかしてくんの。もぉほっといてほしい。


そぅ思ったけど、心のどこかでは嬉しかった。


「・・・もしもし。」
「優衣ちゃんっ。・・・あれ?元気なくない?」


「・・・そんなこと・・・っ。」


「どした!?泣いてんの!?」


これ以上無理だ。
何も言わず、電話を切った。


優しい大西君の声きいたら、余計悲しくなってしまう・・・





布団の中でうずくまっていると、窓の外から私の名前を呼ぶ声がした。




・・・大西君・・・。



何も出来ずにいると、母親が大西君を招き入れた。


「優衣ちゃん。入っていい?」


「・・・今うち酷い顔やから無理」


「やっぱ泣いてたんか・・・俺のせいなん?」


・・・・・・・・


「・・・優衣ちゃんの友達に呼び出されてさ、スゲー怒られた」


・・・え?


「セフレでもいいとか、そんな辛い言葉言わせんなって・・・俺もスゲー後悔したゎ」


「どうゆうこと?」


起き上がってドアを開けると、私の顔を手のひらで拭いてくれた。

「昨日・・・うち、見ちゃったんやんか。大西君が千花に告ってる所」
「え!?俺告ってないで!?」
「嘘つかんとって!!千花も「うちも」って・・・二人両思いなんやろ」


「泣かんとって。お願いやから・・・それホンマ誤解やねん」







続く


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