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片想い・20(最終話)

[205]  結姫  2007-08-24投稿


強く抱き締められ、ドアが閉まる音が大西君の背中から聞こえた。






「・・・二人とも、優衣ちゃんが好きだって言っとってんで」




「え?」


「俺ホンマ照れ屋やわ(笑)・・・・あのさ、優衣ちゃんの携帯に俺は何てトコに入れてんの?」


「?『友達』ってトコゃよ?」



「そなんやぁ〜・・・『彼氏』ってのはないん?」

「え!!ないよっ!いないもんっ」


「んじゃぁ〜作って!!」

「え?」


「そこに俺だけ入れてほしいな。」




「それって・・・」



「優衣ちゃん」


優しい顔に見つめられ・・・



「めっっちゃ、好きっ」



頬を赤らめた彼がはにかみながら言ってくれた。



「・・うちも大好きです」


今度は私から彼にキスをした。




















「本当のこと言わんかったから千花怒ってたんやぁ〜・・」


「千花?ぁ、めっちゃ俺を叱ってくれた子か☆」


「(笑)千花大好きっ」

「ん〜・・・千花さんには敵わないかなぁ・・・でも、絶対勝つ!!」

「それ何の勝負やねん〜(笑)」


「俺絶対幸せにすっからっ。前みたいなアホな事絶対しいひんし。あと、気持ちはちゃんと言葉にするし☆」


「あ、別に言葉にせんでも十分気持ち伝わってるよ?」


「ん?どうゆうこと?」



「ほっぺた真っ赤☆(笑)」








・・・千花、大西君、大好き☆




















最後まで読んで頂きありがとうございました(*´∀`*)ノ


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