携帯小説!(PC版)

トップページ >> スポーツ >> LASTSUMMER#12 『許した先制点とその後』

LASTSUMMER#12 『許した先制点とその後』

[515]  SETTARMEN  2007-08-24投稿
2死満塁の後、4番中西が放った打球はセンターへ。


3塁走者の伊野波が生還し1対0と朝山中が先制した。


そして2塁走者の清和もホームに突入し、クロスプレーになった。

判定はどっちだ??


『アウト!!』


主審の手が高々と上がった。


これで3アウト。


先制点を許し、逆転するため気合いを入れて臨んだ4回表。


しかし………



3番滝本が遊直。

4番村上が左飛。

5番天堂寺が三振。


頼みのクリーンナップも尻上がりに調子を上げる南の前に沈黙した…


【4回裏】


プレイがかかる前にキャッチャーの不破がマウンドの天堂寺に駆け寄った。


カズマ『カーブ狙われてるな。真っ直ぐとフォーク主体でいくか?』

ショウ『小細工なんかいらねぇ。ほとんど真っ直ぐでいい』


点を取られたショウは意地になっていた。

しかし…これがまた裏目に出る…


この回先頭の5番相良。
前の打席ではヒットを許している。


1球目。


さっき話した通りバッテリーの選択はストレートだった。


カキッ…


『ファール』


ボールはバックネットへ。


2球目。


またもストレート。


思い切り引っ張った打球はレフトのフェンスを越えた。


『ファール!!』


わずかにファールゾーンに切れたようだった…


これでカウント2-0。


3球目にカズマの出したサインはフォークだった。


しかし、これにショウは首を振る。


次に出したサインはカーブだった。


これにもショウは首を振った。


しばらく間をとりカズマが出したサインはストレートだった。


これにショウが頷き振りかぶった。


ところが……



カキーン!!!

!!


打球は俺の遥か頭上を越えて左中間の真ん中を破った。


ボールはフェンスのまで転がっていった。


足も長い相良はどんどん加速し、ベースを回る。


ボールが返球された頃には相良はホームを踏んでいた…


ランニングホームラン…

点差は2点に広がった…

感想

感想はありません。

「 SETTARMEN 」の携帯小説

スポーツの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス