DEATH MONSTER
−DEATH MONSTER−
人の心を食い殺す『死の魔獣』
「うらぁ!」
ドゴォォォォォォ
もの凄い轟音とともに大きな黒い獅子のよぅな生物が倒れこんだ。
舞い上がる土煙りの中の人影。まだ少年のような幼い顔をしている。
「なんだよ。さっきっから。」
少年は真っすぐこちらを見つめていた。
「君は何をしている?」
わたしは口を開いてしまった。
「コイツ危ないヤツなんだょ。だから処理してる。」
少年は答えた。わたしはこのような少年の事を知っていた。
「君はデスハンター?」
「ちっちゃい頃からね。」「今のはデスレオンだよね?君はずいぶん力を持ってるんだね。」
「これは・・・オレの宿命だから。」
少年は立ち去ろうとした。悲しい目をして。
「待って!君、名前は?この近くに住んでいるのか?」
少年はこちらに向きを戻し大きな声で言った。
「アンタみたいな髪が長ーくてサングラスしてる怪しい人には教えねぇよ!」
「なッ!怪しい!?」
「いや、怪しいだろ。もっかいオレに会いたかったら《龍の滝》に来い!いつもそこにいるから!」
そう言って少年は去って行った。
−数日後
わたしは《龍の滝》にきた。
少年は――いた!
「こんにちは」
少年はビクッとして振り向く
「あ、怪しいオッサン!マジで来た!」
「わたしはデスモンスターについて研究してるんだ!名前は妃幽」
「ひゆうー?変なの。」
「これからわたしと一緒にモンスターを抹殺する旅をしないか?」
「・・・オレは烈。って呼ばれてる。」
急におとなしくなった少年―いゃ、烈に驚いた。
「た、旅は?」
「たしかにモンスターはみんな殺さなきゃいけなぃんだけど。数が分からないから。」
烈は幼い頃からハンターとして生きてきた。沢山のモンスターを殺した。だが、数が分からず不安なのだろう。いつまでたってもモンスターがなくならないから・・・
「1体だよ。1体倒すだけでデスモンスターとの戦いは終わるんだよ。」
「なに言って――」
「コイツだよ。《キングブラック》コイツを倒せばいぃんだよ。」
ノートパソコンを開きデータを烈に見せる。
「不明ばっかじゃん。」
「《死の塔》にいる事はたしかだから。」
「はぁ、分かったょ。サクッとソレ打ちのめしてやるょ。」
「そいつまで辿り着くのは大変だけどね。」
―ここからわたし妃幽と烈の旅が始まった。
人の心を食い殺す『死の魔獣』
「うらぁ!」
ドゴォォォォォォ
もの凄い轟音とともに大きな黒い獅子のよぅな生物が倒れこんだ。
舞い上がる土煙りの中の人影。まだ少年のような幼い顔をしている。
「なんだよ。さっきっから。」
少年は真っすぐこちらを見つめていた。
「君は何をしている?」
わたしは口を開いてしまった。
「コイツ危ないヤツなんだょ。だから処理してる。」
少年は答えた。わたしはこのような少年の事を知っていた。
「君はデスハンター?」
「ちっちゃい頃からね。」「今のはデスレオンだよね?君はずいぶん力を持ってるんだね。」
「これは・・・オレの宿命だから。」
少年は立ち去ろうとした。悲しい目をして。
「待って!君、名前は?この近くに住んでいるのか?」
少年はこちらに向きを戻し大きな声で言った。
「アンタみたいな髪が長ーくてサングラスしてる怪しい人には教えねぇよ!」
「なッ!怪しい!?」
「いや、怪しいだろ。もっかいオレに会いたかったら《龍の滝》に来い!いつもそこにいるから!」
そう言って少年は去って行った。
−数日後
わたしは《龍の滝》にきた。
少年は――いた!
「こんにちは」
少年はビクッとして振り向く
「あ、怪しいオッサン!マジで来た!」
「わたしはデスモンスターについて研究してるんだ!名前は妃幽」
「ひゆうー?変なの。」
「これからわたしと一緒にモンスターを抹殺する旅をしないか?」
「・・・オレは烈。って呼ばれてる。」
急におとなしくなった少年―いゃ、烈に驚いた。
「た、旅は?」
「たしかにモンスターはみんな殺さなきゃいけなぃんだけど。数が分からないから。」
烈は幼い頃からハンターとして生きてきた。沢山のモンスターを殺した。だが、数が分からず不安なのだろう。いつまでたってもモンスターがなくならないから・・・
「1体だよ。1体倒すだけでデスモンスターとの戦いは終わるんだよ。」
「なに言って――」
「コイツだよ。《キングブラック》コイツを倒せばいぃんだよ。」
ノートパソコンを開きデータを烈に見せる。
「不明ばっかじゃん。」
「《死の塔》にいる事はたしかだから。」
「はぁ、分かったょ。サクッとソレ打ちのめしてやるょ。」
「そいつまで辿り着くのは大変だけどね。」
―ここからわたし妃幽と烈の旅が始まった。
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