この愛の結末8
携帯が着信を知らせる。
サブ画面には《梓》の表示。
文句の一つでも言ってやろうと通話ボタンを押した。
『もしもし…?』
別れて初めて聞く声。
「もしもし?梓あんたねぇ…、どーゆうつもりよ!?」
私は怒鳴り口調で口走った。
『どうゆうって…奈緒こそ何で電話に出ないんだよ』
「当ったり前でしょ!?別れた相手と連絡とってどーすんのよ。…ってか私が聞いてんの!どーゆうつもりでつけた訳??」
『電話に出ないからだろ?そしたらすでに違う男と歩いてるし!』
「わ、私の勝手でしょう!?」
『ああ、勝手かもしれねーよっ!けどよ…』
…何なの?一体。
『アイツは…辞めとけ』
「は?どーゆう意味?アンタにそんな事言われたくないんだけど」
梓は少し黙り込むと再び口を開いた。
『…嫌な予感がするんだよ』
また適当な事言って…。
「とにかく、もう電話したりつけたりすんのやめてよね!?」
私は一方的に電話を切った。
アイツは辞めとけって…、三浦さんの事何も知らないクセしてよくそんな事言えるわ!
きっと私の隣にいたのが三浦さんじゃなくても同じ事言ってた筈!
自分の事は棚に上げといて…。
何だかイライラする…。
サブ画面には《梓》の表示。
文句の一つでも言ってやろうと通話ボタンを押した。
『もしもし…?』
別れて初めて聞く声。
「もしもし?梓あんたねぇ…、どーゆうつもりよ!?」
私は怒鳴り口調で口走った。
『どうゆうって…奈緒こそ何で電話に出ないんだよ』
「当ったり前でしょ!?別れた相手と連絡とってどーすんのよ。…ってか私が聞いてんの!どーゆうつもりでつけた訳??」
『電話に出ないからだろ?そしたらすでに違う男と歩いてるし!』
「わ、私の勝手でしょう!?」
『ああ、勝手かもしれねーよっ!けどよ…』
…何なの?一体。
『アイツは…辞めとけ』
「は?どーゆう意味?アンタにそんな事言われたくないんだけど」
梓は少し黙り込むと再び口を開いた。
『…嫌な予感がするんだよ』
また適当な事言って…。
「とにかく、もう電話したりつけたりすんのやめてよね!?」
私は一方的に電話を切った。
アイツは辞めとけって…、三浦さんの事何も知らないクセしてよくそんな事言えるわ!
きっと私の隣にいたのが三浦さんじゃなくても同じ事言ってた筈!
自分の事は棚に上げといて…。
何だかイライラする…。
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