携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> 戦闘モード MAX

戦闘モード MAX

[327]  湯島 朗  2006-03-12投稿
 関里 良。中学1年生。超運動能力と言う力を持ち、日々、戦いに挑んでいる。そして、どうしてそんなことになったのかは・・・。


「りょーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーー!!」
 姉:満江に起こされた良は機嫌が悪かった。昨日の夜も、戦い尽くめだったのだ。
「なに?今度は。ネズミの死骸とか。見つけたの?」
「なんでそんなもの見つけなきゃいけないの!?とりあえず、ネズミの死骸よりすごいのよ!!」
 ん?と、満江の持ってきた新聞に目を通す。
「ぶっ!?」
 なんと、昨夜の戦いをしている自分と、相手がうつっているのだ。
「どしたの?」
「なんでもない。」
(あー、くそ!!こんなとこ撮られちまったら、あいつらがうるせーな。)
「ところでさ。良?」
「ん?」
「今何時?」
「は?」
 時計を見る。長針は8をさしていた。
「マジかよ!?ええ!?」
 満江がいることも気に留めず、着替え、荒々しくカバンを持つと
「いってきます!!」 
 と、一声ででていった。
「まったく・・・。」


「あっと。勇ー!!」
「あ?あっ。良。おはようううううう!!!!!!!」
「ぶがぁー!!」
 佐藤 勇の回し蹴りが決まった。
「てめーなぁ!なに、写真に載っとんねん!ええ!?載るんやったら、わいも載せんかい!!」
「載っちゃいけねーんだよ!!!」
「そうやったなぁ。」
 勇はため息をついた。
「あいつに、謝るか。」


 学校につくと、良は質問攻めになった。
『やべーよ。これ。』
『仕方ないやろ?周りをみぃひん(見ない)結果や!自業自得じゃ。』
『マジで!?』
「そこーーー!!どけぇーーーー!!」
 威勢のいい、女の声がした。質問していた人たちが道をあける。
「3・・・2・・・1!!」
 ダッと走り出した。
「ひぃーーーーーーーーー!!」
「人守周囲(じんしゅしゅうい)!!」
 勇は叫んだ。ガンッと、見えない壁にけりが当たった。
「勇。力、上げたな。」
「こっちも、だてに戦いしてへんで?」
「ふー、心臓とまるかと思ったぜ。」
「「てめーが言うな!」」
「さきぃ!もう、なにやてんのよぉ。」
「あー。ワリぃ。ちょっと、用事。」
 瀬高 さき(せだか さき)は良を担ぐと、勇をひっぱって、どこかへ消えた。

感想

  • 392: 感想と言うか、作者です。あとがきとして使わせてもらいますが、これから(?)戦闘モードMAXをよろしく御願いします。 [2011-01-16]

「 湯島 朗 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス