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親友VS転校生?

[565]  ミルク  2007-08-29投稿
私の名前は、二宮繭莉(ニノミヤ マユリ)十五歳。高?
しかし私は、まだ恋をしたことがない………。友達から

『まゆは、いいよね…五條君がいるから』

って言われる…。しかし私は、あいつの事を意識したことなどなかった…。あいつとは、幼稚園からの幼なじみだった。あいつの事ならほとんど分かってると思う。しかし恋愛感情が生まれたことはなかった。

そんなある日、うちのクラスに転校生が来た。


「え〜。宮崎から来た。末本林瀬(マツモト ハヤセ)君だ。仲良くすように!」

先生が紹介してる時に末本君と目が合った!


トックン……


胸が急に高鳴った。

いきなり末本君は、私に笑いかけた。

いや…私じゃないのかもしれない…。そう…きっと気のせい…

「………宮……二宮!」

「は、はい!!」

いきなり先生に呼ばれびっくりして立ち上がる。

「末本がお前の隣に来るから分からないところとか教えやれ!」

「はい……。!」

…………また


目が


合った!


トックン……トックン……。


末本君が席に着いた。

「二宮繭莉です…分からないところがあったら気軽に聞いてね…末本君」

「……あぁ」

一瞬寂しそうな顔をしたのは、気のせいだろうか………。


昼休み

「末本君…校内案な…キャア!!」

いきなり後ろから抱き着かれた。

「こら!裕紀!!いい加減にしなさい!!!」

「ふーんだ。」

「全く!あっ!末本君こっちは…………」

「知ってる…五條裕紀(ゴジョウ ユウキ)…………君だよね」


三人の間にピリピリとした空気が流れた。

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