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紅いアクマと私15

[221]  2007-08-30投稿



紅い天使はさっき出てったばっかり。
今はいない。
帰ってこないかも。


これをもうちょっと丁寧にしたのを彼に伝えた・・・はず。
私の頭はそれどころじゃない。

頭が痺れているようだ。

アルがいないことを知ると彼は小さく笑って・・・・笑って・・・

気付いたら彼の顔が目の前、唇にやわらかいもの。

「それじゃあ、失礼するよ」
そう言って窓から出て行った。


キスされた。


胸がどきどきして顔が熱くなってくる。
小さく笑った彼の顔が脳に刻まれた。



「ジュリア?」
突然頬に冷たいものが当たる。

「アル・・・」
いつのまにか帰ってきてたらしかった。

紅い羽が目に入って彼の銀の羽を思い出した。
どきどきした。

「ジュリア・・・どうした?」
アルが訝しいげに私を見てくる。
「なんでもないのっっ!!」
熱い、熱い。


これ、恋ですか?

脳裏にいる彼が頷いた気がした。

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