後悔なんてしてない







谷村君は私を真剣に好きっていってくれた








瀬戸口君は私を好きじゃないんだ






『神流…』


『なに？』


『神流は瀬戸口が好きなんだな』

『なにいってるの？確かに私は瀬戸口君が好きだったでもっ…！！！』

『神流？』
くるっ


『桜木…今のマジ？』

『瀬戸口…』

『せっ瀬戸口君…』

『まじならさ…俺と谷村どっちを選ぶ？』

『えっ…そんなっ…どっちかなんて…』

『桜木…一度しかいわねぇ』

『？』

『好きだ』

『え…』

『桜木と谷村がつきあいだしてから俺、桜木が好きだった』


『神流…俺はいい…瀬戸口が好きなんだろ？』


『谷村君…』



好きだった瀬戸口君か
好きになった谷村君か…
私は…







『瀬戸口君！！！私瀬戸口君が好きだった！今私すごく嬉しい！』


『桜木…』


『付き合って…ください…』

『あたりまえ！』


『谷村君…ごめん…でも私谷村君が好きだったよ！』
『神流…幸せにな瀬戸口…お前神流を大切にしろよ！』

『いわれなくてもそのつもり！』







桜の季節…それは新しい恋の季節…

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