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あいのすべ

[146]  MuSaSaBi・KAGEROU  2007-09-02投稿
1983年、七月 私たちに娘ができた、名前はあやね小さく幼く、私達の宝もの。

あやねは夜泣きをいっぱいして、いつもママを困らせてたね。

パパはそんなあやねが可愛くて、いつもお風呂は一緒。

ゆっくり成長して、元気に育った。

ある日、あやねがパパに言ったんだ。

(パパ、ママがでてったら、どうする)
ふざけ半分に言ったセリフ、パパは真面目に

(追い掛ける、パパは駄目かもしれないけど、あやねのママはママしか居ないんだから、パパは駄目でも追い掛ける)

そう言ったね、パパあの時、泣いてたんだよ、ママも一緒にね。

それから何十年、もうあやねは結婚なんかする歳か。

ママが結婚式が終わった後に言った、
(あなた、あやねを追いかけますか?)

ママは悲しい顔をしていた、けどパパはこう言ったんだよ。

(追い掛けない、あやねはいつまでも、私達の子供だ)


ありがとう、そして、おめでとう。

2007年、八月、パパより。

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