携帯小説!(PC版)

トップページ >> その他 >> 心臓病の舞桜?

心臓病の舞桜?

[357]  ぁゃ  2007-09-02投稿
私と主人は舞桜を手術室の前まで見送った。

舞桜は起きていて、こっちを見てにっこり微笑んでいるようだった。

私は涙で舞桜の顔がハッキリ見えなくなった。
今から辛い思いをするのは私ではなく舞桜だ。
2人姉妹で舞桜だけ病気に産んでしまってごめんね?
きっとママのせいだね。

そんなことばかり考えながら舞桜を見送った。



手術室に入ったのは朝10時。
終わるのは5〜6時間後。
その間もし舞桜の身に何かあるといけないので誰か1人は控え室にいなければならない。
私は控え室でソワソワして落ち着いていられない。

そこへ母が里桜を連れて来た。
1週間ぶりに里桜に会った。
「ママっ」と元気いっぱいに駆け寄ってくれた。
可愛くて可愛くてたまらなかった。
里桜といろんな話をして一緒に歌ったり私は幸せな時間を過ごした。

しかし里桜も眠くなったのかグズグズしだし夕方には帰ってしまった。




6時。
手術から8時間が経ち、やっと集中治療室に入った。
集中治療室での面会時間は患者に負担がかからないように5分程度。


私たちは案内され、舞桜のベッドへ。

舞桜は手術を終えたところでまだ眠っていた。

私はまた涙した。

胸には痛々しい大きなガーゼ。
口には人工呼吸器。
鼻には酸素吸入。
小さな小さな体に何ヶ所も太い管や点滴が入っていた。
部屋には機械の音が響いていた。

この病気、手術の大変さを実感した。


この姿は今思い出しても涙が出てくる。


そこへ先生が来て、手術は無事成功。今のところペースメーカーの必要もありません。

私たちは安心した。


集中治療室では看護士が24時間付き添っているので私たちは面会を終え、家に帰った。

感想

感想はありません。

「 ぁゃ 」の携帯小説

その他の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス