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夢現綜軌帳相樂闘劇 肆

[542]  やいせ  2007-09-02投稿
「きっ貴様っ!何をする!」肆之佐は怒鳴る様な声で言った。
「ほほう。人間にしては大したもんだ。」
「何を切り掛かる事があるのか訊いておるのだ!」
肆之佐は少女の脚を蹴り、刀を横に構え、1回転した。
その刀は水平に弧光を放ち、少女を吹き飛ばす。
「うぁ」少女は3m程後ろに弾かれた。
肆之佐は間を開けず刀を縦に構え直しながら突進し、畳み掛けるようにして刀を斜めに振り降ろす
「くっ!」
少女は片手を地に付け、地面にへばりつく様に体制を低く保ち、刀をかわしながら勢い付け、脚払い。
肆之佐は体制を崩し虚空を掴む。
少女は左手の金物を突き刺す。
肆之佐は、とっさの判断で何とか刀を構え受け止める。
しかし、少女の力は生可なものではなかった。
少女の使う金物は、刀の峰と共に肆之佐の脇腹を抉る
「ぐぁっ!」
肆之佐は空中で刀を力一杯振った。その反動で肆之佐も少女も弾かれた。

「ちょっとあんた達っ!」
さっきまでの少女とは違う声が二人を制す。
「違うぞ亜鶴、」
金髪をもつ少女は、次の攻撃に移ろうとした構えを解いた。


━続く━

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