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遠い日の夏?

[154]  2007-09-03投稿
ローソンに着き、自転車を置いて、それぞれ先輩のケツに乗って走りに出した。

もし、警察に追われてはぐれても、このローソンに集合する事を確認してから。

ローソンから10分程走ってから海に着いた。

海と言っても、実際は海沿いの散歩道の休憩広場の所で車は入って来れず、広場を中心に4方向に道が広がっているので、もし警察が来てもビジバイなので、逃げやすい所である。

そこは、単車に乗っている年代の先輩達の溜まり場になっている。

美紀達が広場に着くと、そこには単車が5台に男が7人いた。

『コンバンワ〜』

『ヨォ!中坊軍団 どした?』

『洋介君達、何処にいるか知ってますか?』

『あ?洋介?さっきまでいたぞ 。学校の奴らと花火するって言ってた。』

『そうですか、わかりました。すいません、ありがとうございます。』

『失礼しま〜す』

美紀達はまた、タワーまで戻る事にした。

夜中のガラガラの道路を我が物顔で走っていると、後ろが赤く光った。

それは間違えなくパトカーだと、みんな分かった。

3台の原チャリはバラけた
。どうやら、パトカーは真弓達の方に食らい付いて行った。

美紀は自分達の所にパトカーが来なかった事に安心すると同時に真弓と運転してる先輩が捕まらない事を祈った。

美紀達が待ち合わせのローソンに着くと早織達はすでにくつろいでいた。

大丈夫かな?なんて言ってる内に真弓達は戻って来た。

ケロッとした顔で真弓は『楽しかった〜』

すると早織が『何だ、捕まれば良かったのにぃ〜』

『早織、それ、アタシに言ってんの?』と運転してた先輩が早織にガン飛ばした。

『イヤ・・・真弓だけ、振り落とされてですよ・・・』

『冗談だよ、早織ィ〜 キャハハハ』

みんなが無事であった事をみんなが安心して、みんなが笑った。

そして3台はタワーに戻って来た。

『いないね〜。バカヅラ並べて何処にいるのかさ?』

『戻って来たけど、誰も居なくて、どっかに行ったとか〜』

『それ、アリエルネ〜』

美紀は正直、今日はもう洋介に会えないものだと、諦めようと自分に言い聞かせた。

つづく

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