ジョシュア〜エピソード?
ジョシュアがこの家に来た時、まだ飼い主は新婚で、ただでさえ愛が溢れる二人の真ん中で、それは幸せの象徴でした。
出掛ける時は必ず車に乗せられて、あらゆる景色の中に溶け込んでいました。
私が出会った時はその頃から少なくとも8年経っていて、出掛けるご主人様に変わらずしっぽを振り近寄るジョシュアは、手も差し延べられず排気ガスをかぶって目をしょぼしょぼと細めておりました。
ある日。
その家の小学生らしい娘が帰宅の玄関。
ジョシュアをなでる私に聞きました。
「お姉ちゃん。その犬知ってるの?」
「うん。時々、遊んでもらってるの。かわいいね。」不審感を感じさせないように、なんてよけいな愛想笑いを浮かべた。
が、次の彼女の言葉に、全身の血が頭に。
「うちには可愛い犬がいるよ」だと。
なんと、ジョシュアの飼い主は、子供が産まれた頃からジョシュアを蔑ろにしておいて、子供がある程度育ったら次は、室内犬を溺愛飼いしていたのです。
「あの犬は?」と、私がジョシュアを指差すと
「汚いから家に上げちゃだめだって」と。
そりゃそうです。
放っておかれて、汚いハズです。
そんなジョシュアと私の、ホントのお話です。
出掛ける時は必ず車に乗せられて、あらゆる景色の中に溶け込んでいました。
私が出会った時はその頃から少なくとも8年経っていて、出掛けるご主人様に変わらずしっぽを振り近寄るジョシュアは、手も差し延べられず排気ガスをかぶって目をしょぼしょぼと細めておりました。
ある日。
その家の小学生らしい娘が帰宅の玄関。
ジョシュアをなでる私に聞きました。
「お姉ちゃん。その犬知ってるの?」
「うん。時々、遊んでもらってるの。かわいいね。」不審感を感じさせないように、なんてよけいな愛想笑いを浮かべた。
が、次の彼女の言葉に、全身の血が頭に。
「うちには可愛い犬がいるよ」だと。
なんと、ジョシュアの飼い主は、子供が産まれた頃からジョシュアを蔑ろにしておいて、子供がある程度育ったら次は、室内犬を溺愛飼いしていたのです。
「あの犬は?」と、私がジョシュアを指差すと
「汚いから家に上げちゃだめだって」と。
そりゃそうです。
放っておかれて、汚いハズです。
そんなジョシュアと私の、ホントのお話です。
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