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光だらけのドアの向こう

[143]  はいと  2007-09-07投稿
携帯が鳴ったのは今日で二度目だ。今日といっても只今朝の5時。もちろん普通の人なら眠りという戦いの後半戦真っ只中だ。こんな時間にもう二度目の電話。携帯を開くと彼女からの電話だ。
『もしもし』
『あのさぁ、この前言ってた見た方が良い映画のタイトルなんだっけ?これからTSUTAYA行こうと思ってさ』
『それってTAXYでない?』
『そぅだった。ありがとう。今から借りに行くわ。じゃね』
一方的に電話をかけてきて切られるのは随分悲しいものだ。自分の意思は関係なしに行われる。けども電話がかかってくるだけでも気持ちが良いので許そう。僕の携帯は彼女と母親しか鳴らない携帯なのだから。こんな生活じゃ携帯代は毎月5000円もいかない。周りではラブ定にするカップルやウィルコムの二刀流にするカップルばかりだ。だが僕等はその必要はない。いや僕はその必要はない。短い電話を一日に三回するだけだし、僕からかけるのは三日に一回だけだからだ。もちろん愛されてるって訳ではない。っても冷められてる訳でもないが。さて、夕方まで電話がもうかかってこないから寝るとするかな。と思い眠りにつく。

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