「りゅう、そのいいかたはないだろ？」
「まぁ、とにかく反対だょ、クローンの内蔵を自分に移植だとかどいつもいかれてやがる。移植のために死ぬクローンのこともかんがえてみろ。醍醐、てめぇも例外じゃないんだからな。そのうち、クローンが反乱すんじゃねぇのか。」と、りゅうが鼻で笑った。
「だいじょうぶだょ、自分が反乱なんてするもんか。」醍醐が必死に弁解。
「じゃあ、自分とクローンどうみわけんだよ？クローンがおまえになりきっちまうかもしんねぇぜ？」りゅうがこれまた冷静な見解。しかし、醍醐は自慢気に、「ここで、我が国のほこれる技術がつかわれるのだ。脳にICチップが埋め込まれてる。そういう、クローンがなりきったりしたとしてもそいつはできない。ICチップが脳がだす信号を調べて信号をつうかさせて良いかどうかしらべる」
「じゃあ、本人とどうみわけんだよ？」
「そいつも心配ない。クローンはおれをベースにしたが、記憶まではコピーできなぃし、オデコに製造番号がかいてある。しかも、いつでもクローンに緊急通報ができるように、国防庁が全てのクローンに通信できるシステムをつくった。もはや、クローンではなぃ。マシンだ。だからしんぱいはない。」

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