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夏の風4

[144]  むんく  2007-09-10投稿




二人の距離は
すごく近かった。


仲はすごく良くて
学校でも評判だった。





ある日−。
ナミリと拓未は一緒に
下校していた。


チリンチリン♪

加恵が自転車で
通り過ぎていく。

「お幸せにィ〜っ!!」


ナミリは笑いながら
手を振った。


「ナミリっていいよねぇ…
あんなカッブルになりたい!!」


加恵と友だちの
会話が聞こえる……

ナミリと拓未は
少しの間、沈黙が流れていた…









学校のみんなは、
あの二人が付き合っている、と
思い込んでいた。

カップルのように
仲が良いのに、
どちらからも
告白が無いままだった……。





その夜−。
お風呂から上がったナミリは
ベッドに寝転んだ。

「何か言ってくれたって
いいのに…………」






ピロリロリン♪


−拓未からメールだ………。






『今年の祭り一緒に行く…?』



ナミリはそれどころでは
なかった…


『私たちの関係って何なの…?』


それだけを送った。


『ごめん…祭りの時に言うから…
それまで待ってて?』


『分かった』



ナミリは嬉しかった。


これで悩む事は無い。

たった一つを除いては……














8月27日−。

祭り当日。


−本当に言ってくれるのかな…

心配だった。

でも、信じるしか無かった…。

それと、自分も告白する
ことがある………

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