オーシャンブルー
1960年5/15日・・・・とある教会・・・・。 「はぁ・・・はぁ」 教会には二人の人間がいた。一人は右手にピストルをもっている男。もう一人は教会のパイプオルガンで胸を撃たれて倒れている一人の女。 「お前が悪いんだ・・・・「オーシャンブルー」を渡さないお前が・・・・」物語が始まる・・・・。 1990年1/1・・・・某市民会館・・・ピアノの音がホールに響く・・・黒いタキシードを着た髪の毛は黒で身長は174?痩せ型の男。年は21才。独身。恋人はいない。彼が今ピアノを弾いている男。名前は葉山狂気。天才ピアニストだ。今日は地方の市民会館でのリサイタル。彼は淡々と全ての演奏を終える。会場からは拍手がなりやまない。葉山は2才からピアノを始めた。正確には始めさせられた・・・葉山家は代々の音楽家で父は世界的ピアニスト。母は音楽大学の教師。そんな父母に育てられた葉山は5才の時にはそこらのピアニストよりうまかった。そして18の頃にはもはや世界的ピアニストになっていた。講演が終わり葉山は車を出しある場所へと向かう。 「あいつに会うのは二年振りか」 葉山には親友がいた。大崎新人。葉山の高校の親友であり現在は有名な作曲家である。
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