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パーティーLife

[118]  徳田 Zen  2007-09-13投稿
「誰かを好きになって、必ずしも自分を受け入れてもらえるとは限らない。
その事を真紀ちゃんは、わかってますよ。
山田さんのことを真紀ちゃんがあきらめられないのは、山田さんがはっきり真紀ちゃんにどうしても付き合えないって言わないからじゃあないですか?」
しーちゃんが山田さんにくってかかる。

「・・・。」
黙る、山田さん。

「山田さんはずっと、過去の恋愛に縛られる悲劇のヒロー。
真紀ちゃんは立ち直る兆しのない悲劇のヒローを、愛し続けるヒロイン。
どちらが、かわいそうなんでしょうかね?」
しーちゃんはさらに山田さんを責める。

「しーちゃん、もうやめなよ。」

「ちょっと、奏ちゃんは黙ってて。
山田さん、苦しいのはあなただけじゃあないですよ。
真紀ちゃんだって、熱出しちゃうくらい苦しんでるのに・・・。
山田さんは、真紀ちゃんから逃げ続けるんですか?」

「・・・。」

「黙ってるなんて、卑怯じゃあないですか?」

「いいかげんにしろよ!!
悟にだって、いいとこあるんだよ。
本当のこいつを知らないくせに、偉そうに説教かよ。」

山田さんをなじるしーちゃんを、カズマさんが怒鳴り付けた。



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