しんのすけ
はじめまして。
コンニチワ。
この小説は…私の息子しんのすけが産まれるまで・産まれた後の私の人生を書きとめたものです。
少しでも『育児ノイローゼ』の恐ろしさを全国の第一子出産のお母さん方、そしてお父さん方に理解していただけたら…と心から願います。
それでは…
第一説『運命の出会い』
愛-「咲枝〜カラオケ行かない?」
友達の愛からメールが入った。咲枝19歳この頃は友達の愛とよなよなカラオケに行くのが日課だった。
咲枝-「何時?」
私はいつもの用に返事を返す。
愛-「ん〜何時でもいいよ!なら10時は?」
咲枝-「うん、わかった。着いたら教えて。」
愛-「あいよ〜」
愛は小さな軽乗用車で毎回家の近くまで迎えにくる。
私が免許を持っていなかったから。
愛が来るまで40分。その間に準備をする。メイクに服選び…そして昌幸(弟)の晩飯の用意。
咲枝-「あ〜何作ろう…。白身フライに玉葱か。卵もあるから…白身フライ丼でいいや。」
冷蔵庫にはあまり食材が詰まってない。ほとんど空っぽ。
何故私が昌幸の晩飯の準備をするかって?…そんなのはもう言い飽きた。
咲枝-「昌幸〜晩飯出来たよ〜。」
いつもの用にテーブルに晩飯を置く。テレビゲームを中断し昌幸が食べ始めたのを確認してから最後の仕上げに入る。
咲枝-「はぁ…何着よう…昨日はあれを着たから…今日はこれとあれを着よう。」
黒のミニスカートに黒のジャケット。お姉系が流行っていた。とりあえず黒を着ればいいと思ってた。
咲枝-「あ〜太ったなぁ…飲み過ぎかも…」
地元のスナックで週四日働いていたからだ。一杯五百円の生ビールを売り上げるために必死で飲む。そしてトイレで吐く。その繰り返しだった。
「〜♪〜♪」愛からメールが入った。
愛-「着いたよ〜」
22時40分。
私は携帯と財布を片手に持ち、ミュールを履く。愛の待つ車に乗り込み、倖田來未を爆音にし街へ向かう。
愛-「今日はさ〜カラオケ行く前に廻らない?」
廻るというのは、簡単に言えば街を廻り、ナンパされるのを待つ事だ。
咲枝-「いいよ〜。いい男いないけぇ。彼氏欲しい〜」
コンニチワ。
この小説は…私の息子しんのすけが産まれるまで・産まれた後の私の人生を書きとめたものです。
少しでも『育児ノイローゼ』の恐ろしさを全国の第一子出産のお母さん方、そしてお父さん方に理解していただけたら…と心から願います。
それでは…
第一説『運命の出会い』
愛-「咲枝〜カラオケ行かない?」
友達の愛からメールが入った。咲枝19歳この頃は友達の愛とよなよなカラオケに行くのが日課だった。
咲枝-「何時?」
私はいつもの用に返事を返す。
愛-「ん〜何時でもいいよ!なら10時は?」
咲枝-「うん、わかった。着いたら教えて。」
愛-「あいよ〜」
愛は小さな軽乗用車で毎回家の近くまで迎えにくる。
私が免許を持っていなかったから。
愛が来るまで40分。その間に準備をする。メイクに服選び…そして昌幸(弟)の晩飯の用意。
咲枝-「あ〜何作ろう…。白身フライに玉葱か。卵もあるから…白身フライ丼でいいや。」
冷蔵庫にはあまり食材が詰まってない。ほとんど空っぽ。
何故私が昌幸の晩飯の準備をするかって?…そんなのはもう言い飽きた。
咲枝-「昌幸〜晩飯出来たよ〜。」
いつもの用にテーブルに晩飯を置く。テレビゲームを中断し昌幸が食べ始めたのを確認してから最後の仕上げに入る。
咲枝-「はぁ…何着よう…昨日はあれを着たから…今日はこれとあれを着よう。」
黒のミニスカートに黒のジャケット。お姉系が流行っていた。とりあえず黒を着ればいいと思ってた。
咲枝-「あ〜太ったなぁ…飲み過ぎかも…」
地元のスナックで週四日働いていたからだ。一杯五百円の生ビールを売り上げるために必死で飲む。そしてトイレで吐く。その繰り返しだった。
「〜♪〜♪」愛からメールが入った。
愛-「着いたよ〜」
22時40分。
私は携帯と財布を片手に持ち、ミュールを履く。愛の待つ車に乗り込み、倖田來未を爆音にし街へ向かう。
愛-「今日はさ〜カラオケ行く前に廻らない?」
廻るというのは、簡単に言えば街を廻り、ナンパされるのを待つ事だ。
咲枝-「いいよ〜。いい男いないけぇ。彼氏欲しい〜」
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