ニブンノイチ
もう辞めなきゃいけない。こんなこと。前にもこうやって私は大切な人を傷つけた…こうやって私はいつも自分勝手に彼氏を捨てるのだ。新しい人が現れたら受け入れてしまう。そして古い方を捨てる…
どっちも愛してるのに…
でも比べることができないくらいに二人は正反対…
二人を足してニで割ればちょうどいいのに…
どっちかがとんでもなくどうしようもない人だったらいいのに…
今日は隆二とのデート。私の大好きな海の見える公園でくっついてベンチに座る。
幸せ。
海はキラキラしてるし、潮の香と爽やかな風が二人を包む。
言葉が途切れると隆二は私の肩をそっと引き寄せたり、頭にキスをするの。
耳元で好きだよって言ってくれる、その言葉を素直に受け入れられない…
だってこの幸せな瞬間でさえ私は祐樹のことを考えてる。
祐樹は冷たい。メールなんかしなくたって平気。めったに電話だってでてくれないくせに、隆二との電話ができなくてかけた時にふと出たりする…ズルイ。そういう時にちょっと弱くてびっくりする。
そして今この瞬間に携帯が震える…
祐樹からの電話だ…
だけど私は今隆二の腕の中。
隆二がこの振動に気付かないように!
祐樹だってなにもこんなときにかけてこなくたっていいのに。
いっそこの携帯の電源もも祐樹との関係もすべて切ってしまえば私は隆二に愛されて幸せになる。
今ならまだ取り替えせる。今ならまだ私は幸せになれる。
なのに祐樹と切れない。切ろうと思ってこの一週間連絡を取らなかった。
いつも私なんてほったらかしのくせにそんな時に限って電話がくる。
10時に駅に迎えにきて…
行くとすぐに腕を捕まれカラオケに連れていかれる。曲もいれずに私を苦しいくらいに抱きしめてただ
会いたかった
という祐樹が愛おしくて仕方がない。
なんて可愛いんだろう。
抱きしめ返して頭をなでてあげる。
私の胸のなかで目を閉じて幸せそうな祐樹。
どうにもできない…
私はズルイ。
二人の愛を一人占めにして離せずにいる。よし、明日の朝一番にメールをくれた方にしよう…
そんなことで決められない。
堕ちていく。醜い私。。
どっちも愛してるのに…
でも比べることができないくらいに二人は正反対…
二人を足してニで割ればちょうどいいのに…
どっちかがとんでもなくどうしようもない人だったらいいのに…
今日は隆二とのデート。私の大好きな海の見える公園でくっついてベンチに座る。
幸せ。
海はキラキラしてるし、潮の香と爽やかな風が二人を包む。
言葉が途切れると隆二は私の肩をそっと引き寄せたり、頭にキスをするの。
耳元で好きだよって言ってくれる、その言葉を素直に受け入れられない…
だってこの幸せな瞬間でさえ私は祐樹のことを考えてる。
祐樹は冷たい。メールなんかしなくたって平気。めったに電話だってでてくれないくせに、隆二との電話ができなくてかけた時にふと出たりする…ズルイ。そういう時にちょっと弱くてびっくりする。
そして今この瞬間に携帯が震える…
祐樹からの電話だ…
だけど私は今隆二の腕の中。
隆二がこの振動に気付かないように!
祐樹だってなにもこんなときにかけてこなくたっていいのに。
いっそこの携帯の電源もも祐樹との関係もすべて切ってしまえば私は隆二に愛されて幸せになる。
今ならまだ取り替えせる。今ならまだ私は幸せになれる。
なのに祐樹と切れない。切ろうと思ってこの一週間連絡を取らなかった。
いつも私なんてほったらかしのくせにそんな時に限って電話がくる。
10時に駅に迎えにきて…
行くとすぐに腕を捕まれカラオケに連れていかれる。曲もいれずに私を苦しいくらいに抱きしめてただ
会いたかった
という祐樹が愛おしくて仕方がない。
なんて可愛いんだろう。
抱きしめ返して頭をなでてあげる。
私の胸のなかで目を閉じて幸せそうな祐樹。
どうにもできない…
私はズルイ。
二人の愛を一人占めにして離せずにいる。よし、明日の朝一番にメールをくれた方にしよう…
そんなことで決められない。
堕ちていく。醜い私。。
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