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squall 6

[189]  2007-09-14投稿
それから相沢さんは私の働き口まで面倒見てくれた。
私がされたことに関してはもうどうだって良かった。
あんな奴らに関わりたくなかったし、高校も辞めてやった。

「中卒かぁ。相沢、お前んとこに?」

「はい、居候ってことで」

「こんな若い娘がなんでまた?」

「し、親戚です!…遠い」

もちろん私たちは他人なので、似ても似つかない。
不審がられるのは当然である。
この時面接でよくしてくれたのだって小林課長だ。
相沢さんを突き落とすなんて、考えもしなかった。

「じゃあ住所は本当に相沢と同じと…」

「わ、私雑用ならなんでもします!!」

「うん、確かに雑用係はまだいないな」

「課長、お願いします!こいつ使ってやって下さい!」

「わかった。採用!」

思えばこの時課長は私に目を付けていたのかもしれない。

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