教室に一人、舞希を待つ。


ガラッとドアが開く。
「何？こんな朝はやくに！！」


少し怒ってる。
あたしは構わず昨日の事を話した。




「凄いよ！付き合えば良いのに！」


「なんで？あたしは佐伯先生が好きなんだよ？」


「あんたさぁ、あの超モテてる新藤先輩に告られてもまだ先生がいいの？」


「うん♪」


「はぁ〜現実みなよ？本気で先生と付き合えるとか思ってる？」


応援するって言ったじゃん。現実とか…分かってるけど．．



舞希は私を先輩と付き合わさせたいらしい。顔を見れば分かる。



最後には涙目で、、
舞希は先輩になにか恩があるのか？



舞希に負けて私は、先輩と付き合う事になった(泣)
泣くとかずるい！！！






お昼ご飯。私の隣りには新藤先輩。
「俺のことは毅琉って呼んで！」
「俺、以外とモテるんだよ？」



やっぱやめときゃ良かった(泣)最後のとか自慢じゃん！！


「梨央ちゃんも可愛いって評判だよ！」


「あたしが！？」


「うん！それに生物の佐伯が好きだったんでしょ？」


なんでそれを？
あたしは頭が真っ白になった。

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