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もしこの恋が...

[209]  2007-09-16投稿
私はいつも貴方からもらうばかりで、何も返せなかった。

何度も伝えることは出来たはずなのに…フラれるのが怖かった。

貴方の笑顔が見れなくなるのが、声が聞こえなくなるのが…何よりも怖かった。


今は違う!貴方を好きになれたことで、全てに絶望していた私は…変わることが出来た。

私は貴方を失って初めて…貴方がどれほど大切で、愛しいか思い知った。

あなたに逢えない日々はとても辛く寂しかった。

だから…、貴方の温もりを…、笑顔を…、私にちょうだい。


どうして貴方は私の悲しみに気付いてくれたのか。それがずっと不思議だった。
でもやっと分かったよ。

今思えば…貴方もよく、寂しい目をしていたね。
笑顔の裏には悲しい顔があったね。

だからなんだね…。私と同じ寂しい気持ちをもっていたから私に気付いてくれたんだ。
「健太…気付いてくれてありがとう。励ましてくれてありがとう。嬉しかったよ。」


だから今なら胸を張って言えるよ。


「 健太…愛してる。誰よりも、何よりも…。 」


例え…フラれても…拒絶されても…。怖くはないよ。

8年もかかってしまったけれど…今度は私が貴方に気付いてあげる。

貴方に元気をあげるために…絶対に見つけ出すからね。

『だから…どうか…。それまで健太、待っててね。』


願わくば、
もしこの恋が...

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