しんのすけ
【第一説続編】
愛-「いないよねぇ〜。なぁんか最近の男ショボイし。顔もさぁ〜…」
咲枝-「…」
愛はいつも男の話か自分の話しかしない。もう聞き飽きていた。私は愛の車の中で、愛の意味の無い喋りに相槌をうち、ただ窓の外を眺め車内に入る風に揺られ倖田來未の歌詞に心を打たれていた。
咲枝-「スナック疲れちゃった…客寄せしなきゃいけないし…愛想笑いもさ…19にもなって何してんだろ…」
沈黙。
愛-「スナックはね〜そぉゆぅのがあるから嫌いなんだよね〜。私今何してると思う?」
咲枝-「え…何かしてたっけ?ん〜…なんだろ…」
愛-「…デリヘルって分かる?」
咲枝-「え?知らないけど…」
愛-「簡単に言うとホテル行ってヤルだけ。この前なんかさ〜オヤジに二万貰ったって〜!キャハハ〜!」
え?何それ…体を売るって事?…愛がそんな事してるなんて信じられなかった。仕事してないのにお金は持ってるなって思ってたけど…
咲枝-「辞めなよ。自分の体売ってお金貰うなんて。傷つくのは自分だよ!?病気とかうつったらどうすんの?…妊娠でもしたら…後先考えてんの!?」
って言っても今はどうする事も出来ないなって愛を見て分かった。
愛-「大丈夫大丈夫!!妊娠するような下手な真似はしないって!!」
大金を手にし、欲しい物を買える。稼いだお金を自分につぎ込み綺麗になっていく愛は自分の心や体よりお金に目が眩んでいた。
咲枝-「…」
何も言えなかった。ただ虚しさだけが溢れていた。
愛-「そろそろ街だけど〜どこ行く?テンパーク?サンクス?」
テンパークというのは街にあるでっかい公園の事で、そこにはナンパ待ちの女が着飾って集まる。サンクスはコンビニだ。週末はヤンキー系の男がサンクスの駐車場にうじゃうじゃたむろする。
けど平日のせいか、テンパークにもサンクスにも人はいなかった。調度喉も渇いてたし、サンクスに寄る事にした。と言っても車から下りる事はなく、駐車場で何かを待つだけ。
コンビニの店員を気にしながら一時間くらい経った時、愛の携帯が鳴った。
<〜♪〜♪>
愛-「は〜い?拓也〜?どしたの?うん、まじ!?サンクスにいるよ〜。うん、分かった。待ってるね〜。あい〜」
愛-「今から友達がくるんだけどいい?男二人。咲枝彼氏欲しいって言ってたじゃん?紹介するよ!」
愛-「いないよねぇ〜。なぁんか最近の男ショボイし。顔もさぁ〜…」
咲枝-「…」
愛はいつも男の話か自分の話しかしない。もう聞き飽きていた。私は愛の車の中で、愛の意味の無い喋りに相槌をうち、ただ窓の外を眺め車内に入る風に揺られ倖田來未の歌詞に心を打たれていた。
咲枝-「スナック疲れちゃった…客寄せしなきゃいけないし…愛想笑いもさ…19にもなって何してんだろ…」
沈黙。
愛-「スナックはね〜そぉゆぅのがあるから嫌いなんだよね〜。私今何してると思う?」
咲枝-「え…何かしてたっけ?ん〜…なんだろ…」
愛-「…デリヘルって分かる?」
咲枝-「え?知らないけど…」
愛-「簡単に言うとホテル行ってヤルだけ。この前なんかさ〜オヤジに二万貰ったって〜!キャハハ〜!」
え?何それ…体を売るって事?…愛がそんな事してるなんて信じられなかった。仕事してないのにお金は持ってるなって思ってたけど…
咲枝-「辞めなよ。自分の体売ってお金貰うなんて。傷つくのは自分だよ!?病気とかうつったらどうすんの?…妊娠でもしたら…後先考えてんの!?」
って言っても今はどうする事も出来ないなって愛を見て分かった。
愛-「大丈夫大丈夫!!妊娠するような下手な真似はしないって!!」
大金を手にし、欲しい物を買える。稼いだお金を自分につぎ込み綺麗になっていく愛は自分の心や体よりお金に目が眩んでいた。
咲枝-「…」
何も言えなかった。ただ虚しさだけが溢れていた。
愛-「そろそろ街だけど〜どこ行く?テンパーク?サンクス?」
テンパークというのは街にあるでっかい公園の事で、そこにはナンパ待ちの女が着飾って集まる。サンクスはコンビニだ。週末はヤンキー系の男がサンクスの駐車場にうじゃうじゃたむろする。
けど平日のせいか、テンパークにもサンクスにも人はいなかった。調度喉も渇いてたし、サンクスに寄る事にした。と言っても車から下りる事はなく、駐車場で何かを待つだけ。
コンビニの店員を気にしながら一時間くらい経った時、愛の携帯が鳴った。
<〜♪〜♪>
愛-「は〜い?拓也〜?どしたの?うん、まじ!?サンクスにいるよ〜。うん、分かった。待ってるね〜。あい〜」
愛-「今から友達がくるんだけどいい?男二人。咲枝彼氏欲しいって言ってたじゃん?紹介するよ!」
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