たれまに〜Anniversary〜(5)
『お前、何で電話して来ないの?』
あ、あら…ちょっとお怒り?
「だって…」
『まさか、あの問題…未だに解けてないのか?』
う…。
「うん…」
小さな声で頷く私。
『まったくお前は…』
ため息混じり和也。
けどすぐに優しいトーンになる。
『俺がいないとホントにダメだな』
「そーだよ。和也いないと解けるもんも解けないよっ」
嘆いたフリをする私に、
『じゃあ又、そっち行くから』
って言ってくれた。
最近あんまり構って貰えてなかったから嬉しい。
たまにこーやって優しい言葉を投げてくれるんだよね、和也は。
私の中で好きの気持ちが膨らんでく。
「和也…」
『ん?』
「会いたい…今すぐ」
高ぶる気持ちを押さえられないでいる。
けど、
『ダメだ…』
和也はそうは思わないらしい…。
『あ、用があって…今ウチにいないんだ』
すぐに付け加える。
…用って
何なの?
会いたいって思っても、いつだって『用がある』で済ませる。
「最近ずっとそれじゃん…」
会ったって勉強するだけ。
『しょうがないだろ…』
私は和也の何?
彼女でしょ?
こんなの付き合ってる意味ないじゃん!!
あ、あら…ちょっとお怒り?
「だって…」
『まさか、あの問題…未だに解けてないのか?』
う…。
「うん…」
小さな声で頷く私。
『まったくお前は…』
ため息混じり和也。
けどすぐに優しいトーンになる。
『俺がいないとホントにダメだな』
「そーだよ。和也いないと解けるもんも解けないよっ」
嘆いたフリをする私に、
『じゃあ又、そっち行くから』
って言ってくれた。
最近あんまり構って貰えてなかったから嬉しい。
たまにこーやって優しい言葉を投げてくれるんだよね、和也は。
私の中で好きの気持ちが膨らんでく。
「和也…」
『ん?』
「会いたい…今すぐ」
高ぶる気持ちを押さえられないでいる。
けど、
『ダメだ…』
和也はそうは思わないらしい…。
『あ、用があって…今ウチにいないんだ』
すぐに付け加える。
…用って
何なの?
会いたいって思っても、いつだって『用がある』で済ませる。
「最近ずっとそれじゃん…」
会ったって勉強するだけ。
『しょうがないだろ…』
私は和也の何?
彼女でしょ?
こんなの付き合ってる意味ないじゃん!!
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