片思いの先は…9
誰もいない場所に行きたくて、一人になりたくて…私は屋上にいた。
「キーンコーンカーンコーン♪」
5時限目のチャイムが鳴る。教室には戻れない。
「そうじゃない」
そう言おうとした舞希の目には涙が。
すぐ泣くんだ。舞希が悪い。裏切ったのは舞希だ。
でも、頬に涙がつたう。親友と思って打ち明けた、あたしの気持ちはどうなるの?
「誰にも言わないでね?」
「了解!言いたくても言えないけどね♪」
笑って話したあの時の私はもう……いない。
「サボりか?」
この声は佐伯先生。
何でこんなところに。
「シカトするなよ…って泣いてる!?」
私の顔をのぞきこんだ先生は驚く。
私今、凄い不細工だろうな。
先生に見られちゃった。
何もかもが嫌だ。
「新藤が探してたぞ。愛しの梨央ちゃんがいない!って(笑)お前ら付き合ってんだ?いいなぁ青春!!」
気付いてよ。私は、先生、あなたが好きなんだよ。
付き合ってるのもばれた。先生は私の気持ちに気付くはずない。
きっと伝えれば届く想い。
でも伝えるのは凄く………怖い。
「キーンコーンカーンコーン♪」
5時限目のチャイムが鳴る。教室には戻れない。
「そうじゃない」
そう言おうとした舞希の目には涙が。
すぐ泣くんだ。舞希が悪い。裏切ったのは舞希だ。
でも、頬に涙がつたう。親友と思って打ち明けた、あたしの気持ちはどうなるの?
「誰にも言わないでね?」
「了解!言いたくても言えないけどね♪」
笑って話したあの時の私はもう……いない。
「サボりか?」
この声は佐伯先生。
何でこんなところに。
「シカトするなよ…って泣いてる!?」
私の顔をのぞきこんだ先生は驚く。
私今、凄い不細工だろうな。
先生に見られちゃった。
何もかもが嫌だ。
「新藤が探してたぞ。愛しの梨央ちゃんがいない!って(笑)お前ら付き合ってんだ?いいなぁ青春!!」
気付いてよ。私は、先生、あなたが好きなんだよ。
付き合ってるのもばれた。先生は私の気持ちに気付くはずない。
きっと伝えれば届く想い。
でも伝えるのは凄く………怖い。
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