しんのすけ
紹介…。もう何度紹介されてきただろう…。紹介されて、メールして、会って、告られて、付き合って、飽きて、別れて。私は高校二年で退学した後から自分から人を好きになった事がない。人を好きになるのが怖かったから。まだ高校に通ってた時、一個上の他校の彼氏とすごく深い仲になった事があった。お互い相思相愛で学校帰りは毎日会ってくだらない話しに盛り上がったり街に出掛けたり。彼の事すごく好きだった。けど「いつか裏切られる」という私の心に染み付いた気持ちのせいで彼をどっかで疑ってしまう。私は彼の携帯を見てしまった事がある。女の子からのメールが入っていた。写メ付きで。彼はすごく優しかったし、まめな人で浮気なんてするような人じゃないって分かってたけど…やっぱり疑ってしまった。初めての喧嘩で私は彼にひどい事を言ったのだろう。彼からは二度と返事もこなければ会う事もなくなった。それ以来、彼の事を引きずったまま生きてきてる。
愛-「きたよ〜」
咲枝-「えっ…」
駐車場に入ってきた車は物凄くでかかった。リンカーンというアメ車らしい。その時点で私はまともな男じゃないなって思った。紹介なんてされても相手にしないって思った。
愛-「ちょっと待ってて!」愛は車から下り、リンカーンへ向かって行く。運転席から男が出てきた。愛と何か喋ってる。楽しそうに笑う愛を見て、何がそんなに楽しいの?ってバカバカしく思ってた。
車の中で、私こんな所で何してんだろ…って一服しようとした時、愛が戻ってきた。
愛-「向こうに行って話さない?紹介したい人はあいつじゃなくてもう一人のほうなんだって。そいつも車ん中にいるから皆で語るが〜!」
どうせアメ車なんかに乗ってる奴の友達なんてろくな男じゃないだろ。話しだけして早く帰りたい。
咲枝-「分かった。」
私が車からおりると、リンカーンの助手席から男が出てきた。スーツを着た少し細めの…背は高い。近づいてみると、顔はタイプな顔だった。愛はリンカーンの持ち主と喋り始めて私はボーっと地面に座っていた。スーツを着た男の視線を感じて目をやると私が見るなり、面白い顔をしてきた。
咲枝-「…は…はは!」
思わず吹き出してしまった。会話はないんだけど私が笑う度、面白い顔をして笑わそうとしてくる。
咲枝-「面白い人だねっ。」
…「そう?てか名前聞いてもいい?」
愛-「きたよ〜」
咲枝-「えっ…」
駐車場に入ってきた車は物凄くでかかった。リンカーンというアメ車らしい。その時点で私はまともな男じゃないなって思った。紹介なんてされても相手にしないって思った。
愛-「ちょっと待ってて!」愛は車から下り、リンカーンへ向かって行く。運転席から男が出てきた。愛と何か喋ってる。楽しそうに笑う愛を見て、何がそんなに楽しいの?ってバカバカしく思ってた。
車の中で、私こんな所で何してんだろ…って一服しようとした時、愛が戻ってきた。
愛-「向こうに行って話さない?紹介したい人はあいつじゃなくてもう一人のほうなんだって。そいつも車ん中にいるから皆で語るが〜!」
どうせアメ車なんかに乗ってる奴の友達なんてろくな男じゃないだろ。話しだけして早く帰りたい。
咲枝-「分かった。」
私が車からおりると、リンカーンの助手席から男が出てきた。スーツを着た少し細めの…背は高い。近づいてみると、顔はタイプな顔だった。愛はリンカーンの持ち主と喋り始めて私はボーっと地面に座っていた。スーツを着た男の視線を感じて目をやると私が見るなり、面白い顔をしてきた。
咲枝-「…は…はは!」
思わず吹き出してしまった。会話はないんだけど私が笑う度、面白い顔をして笑わそうとしてくる。
咲枝-「面白い人だねっ。」
…「そう?てか名前聞いてもいい?」
感想
- 7705: 粕小説おつw [2011-01-16]