片思いのは…10
もうやめよう。先輩は私を好きだと言ってくれる。それだけで充分なんだ。
先生のことは…………諦める。
「もう戻ります。」
「大丈夫なのか?」
「大丈夫です。」
小さく呟く。
優しくしないで。これ以上悩みたくない。
所詮、生徒と教師。好きになってはいけない人だった。
「ありがとうございました。」
「………」
私が戻ろうとした時、えっ?
手をつかまれて、私は先生の腕の中に、
「先、生?」
「ごめん!」
とっさに私を突き放す。
「あの〜あれだよ、そう、授業頑張れって事っ!!!」
「先生…顔赤い」
「早く行けよ!!!」
びっくりしたよ。でも嬉しい!!
心配してくれたんだ。
私は、やっぱり先生が好き。叶わなくてもいい。先輩に本当の気持ち言おう。
先輩、わがままでごめんなさい。
教室に戻ると、舞希が飛び付いて来た。
「梨央!本当にごめん!!だって先輩が格好いいんだもん(泣)断れなくてぇ〜」
「もういいよ♪でも先輩とは別れるよ?」
舞希は、首を何度も縦に振った。
それから私は先輩に別れを告げに行く。
先生のことは…………諦める。
「もう戻ります。」
「大丈夫なのか?」
「大丈夫です。」
小さく呟く。
優しくしないで。これ以上悩みたくない。
所詮、生徒と教師。好きになってはいけない人だった。
「ありがとうございました。」
「………」
私が戻ろうとした時、えっ?
手をつかまれて、私は先生の腕の中に、
「先、生?」
「ごめん!」
とっさに私を突き放す。
「あの〜あれだよ、そう、授業頑張れって事っ!!!」
「先生…顔赤い」
「早く行けよ!!!」
びっくりしたよ。でも嬉しい!!
心配してくれたんだ。
私は、やっぱり先生が好き。叶わなくてもいい。先輩に本当の気持ち言おう。
先輩、わがままでごめんなさい。
教室に戻ると、舞希が飛び付いて来た。
「梨央!本当にごめん!!だって先輩が格好いいんだもん(泣)断れなくてぇ〜」
「もういいよ♪でも先輩とは別れるよ?」
舞希は、首を何度も縦に振った。
それから私は先輩に別れを告げに行く。
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